平成ライダーOPの歌詞を見ると、似ているフレーズが散見されて面白い。

1作目『クウガ』の「空っぽの星 時代をゼロから始めよう」からの
10作目『ディケイド』の「見上げる星 それぞれの歴史が輝いて」とか。

クウガの時点では空っぽだった星が、放送を終え、次の星に移る度に歴史を紡いでいき、ディケイドの頃には9つの星が輝いていたということか(ノ゚ο゚)ノ

1つの曲の歌詞を見るだけでも、「今後の展開を予言している」と言われ、意味深なフレーズがあると展開の予想をすることが出来て面白いですが、曲同士の繋がりを見るのも結構良いですね。
ディケイドOPは「9つの道がいつか重なって」「僕の運命は必ず 10度目に立ち上がったその時に」
のように、クウガ~キバまでの9作品を9つの道、ディケイド自身を10で表現しているのが素敵。
そして「僕の運命は必ず 10度目に立ち上がったその時に」からの「新しい風 通り抜ける道が開くのだろう」
で、風をテーマにする次回作『W』に繋げたのも良い。

また、『555』OPのjustiφ's、『剣』後期OPのELEMENTSも意味深。
justiφ'sは「悲しみを繰り返し 僕らは何処へ行くのだろう」、「dilemmaは終わらない」
ELEMENTSは「未来 悲しみが終わる場所」、「dilemmaに叫ぶ声は 不可能を壊してく」
など。
ただ前後の作品で歌詞が似通ってるだけだろうけど、何となく面白いですな(ノ´▽`)ノ

平成ライダーのOPと言えば途中で歌詞が2番になったり、曲自体が変わったり、アレンジバージョンになることが多く、中でも多いのは追加フォーム、2号ライダーが出ると映像が変わるパターンですが…あんまり好きじゃない(ノ_・。)
初めてOPを見て映像がかっこいいと思っても、「ああ、この辺は新キャラが出たらカットされるな」と思うと悲しくなる(笑)
私が一番好きな『アギト』も、アギト・G3・ギルスがバイクで走行するシーンが好きだったのに、アギトの各フォームのカットに差し替えられたのが不満でした。
『龍騎』OPのAlive A lifeの出だしや、justiφ'sの「悲しみを繰り返し 僕らは何処へ行くのだろう」の背景みたいに、その話の映像をダイジェスト的に見せるとは好きですが。
龍騎と555は2番にならず曲も変わらず、映像も追加されずアレンジもされず、OPが1年間殆ど変わらなかったのが良いですな。

クウガ…歌が2番に
アギト…映像変更、アレンジバージョンに
龍騎…変更なし
555…変更なし
剣…映像変更、OP変更
響鬼…OP変更
カブト…映像変更
電王…映像変更、アレンジバージョンに
キバ…映像変更
ディケイド…映像変更、歌が2番に
W…映像変更
オーズ…映像変更
フォーゼ…知らん←
ウィザード…映像変更
鎧武…映像変更?
ドライブ…映像変更

映像変更多いなあ。まあ一年間も流すんだから変化があった方が良いのかもしれないけど…

OPといえばディケイドのこのシーンが好き。



ディケイドが嫌い!って人も、このシーンを見たら感動するんじゃないでしょうか。
私は初めて見た時少しだけ鳥肌が立ったなあ。
クウガ~キバまでのライダーが同じ場所に立ってるなんて圧巻です。
今でこそライダーは共演ありきになっちゃって有難みも何もあったものじゃないですが、当時としては凄いことだった(ノ´▽`)ノ
実際は2、3人が現れては消えるので、このように一度に全員並び立つことはないですが。この画像のgif版が欲しい(笑)
誰かが言っていましたが、平成ライダーは綺麗に並ぶよりもバラバラに無造作に佇んでいる方がかっこいいですね。それぞれが独立した世界観であることを表しているみたいだし。



ここのシーンも結構好き。
今の平成ライダー集合シーンでは大概W以降の二期ライダーが前面に出て決めポーズを取ったりしますが、この頃は響鬼以降キバまでのライダーが優遇されていたんだなあ、としみじみ。
一期でも初期勢が前面に出る事って少ないから寂しい。これはアギトが前の方にいるからまだ優遇されている方か。



でもやっぱり一番好きなのはアギトOP(ノ´▽`)ノ
3人の主役がバイクで疾走するシーンがかっこいい!