高校生の頃、何を血迷ったのか推理小説を書こうとしていた時期がありました。
『館シリーズ』『城シリーズ』に続く建物シリーズ的な感じで、『荘シリーズ』とか。
全10作のシリーズ物で、それぞれの作品は独立してるけど、一応世界観は緩く繋がってて、他の作品の要素がちらほら入っている…みたいな。話のラストで次回作に続く伏線を入れたりとか妄想してました。
最終作となる10作目で過去9作の主人公達が孤島で一堂に会し、『そして誰もいなくなった』よろしく次々に死んでいき、最後は第1作に繋がるループ的な落ちにしたいなー…とぼんやりと思い描いていました。

…結局最初の『鏡像荘の殺人』の設定を考えただけで挫折しましたが(笑)

・鏡に映ったかのように左右反転したA荘とB荘で殺人が起きる
・二つの荘の人間はお互いの荘に往き来不可
・鍵を持ってる使用人だけが往き来可能
・実は二つの荘の使用人は、苗字が同じだけで別人(他の人間は使用人を苗字でしか呼ばない・別の荘の人間とコンタクトを取れないため、彼が同一人物だと思い込んでいた)
・最後は使用人の片割れを残して全員死亡、生き残った使用人(犯人)は逃走して終わる

此処まで考えて終わった(ノ_・。)
小説ってムツカシイなあ。

今でもぼんやりと殺人事件のタイトルだけ考えたりしてますが。

富宝島殺人事件(訃報島殺人事件)
頸城村殺人事件(首切り村殺人事件)

『金田一少年の事件簿』で見た様なタイトルばっかり。
やっぱり小説ってム(ry