小沢健二に導かれて集まった勇者たちと過ごした夢のような二日間の翌日
ボヤけた頭で出掛ける支度をし混んだ地下鉄を乗り継ぎ会社の最寄り駅で降りる
改札に向かうサラリーマンの列に加わった時、
「現実だーー」と思った
もちろん昨日も一昨日も現実なのだけれど、やはり非日常的なくらい特別な日だった

勤務先に少し早めに到着して休み中の仕事を確認している時、ふと思い出した

今夜、4月に別の部署へ異動する同僚の壮行会だったーー…

とりあえず二次会は遠慮させていただこう 汗

そうそう。
「現実だーー」というのは平日の昼間だというのにラッシュのように混雑した渋谷駅で
井の頭線から降りてきた体育会系の女子高生がすれ違いざまに呟いた言葉。
春休みの合宿が終わって帰るところなのか、大事な試合の直後なのか、
友達との会話の続きなのか。
どんな心持ちで彼女がそう呟いたのかは謎だけれど、とても実感がこもった言い方に聞こえた。

「東京の街が奏でる」ツアーは16日まで続く
こんな素敵なdaysがずっと続けばいいけれど、そうはいかない

「現実だーー」
千秋楽を迎えたら、さらに強烈にそう思うのかも知れない

このキーワードはしばらく頭に残りそうだ