数日間ずっと考えて、決断しました。
娘の脳内の言葉の整理をしていこう。
坂井 聡先生の本のあるエピソードがきっかけです。
それは…
ずいぶん前に、妹のジーパンを隠した自閉症のお子さんにどうしてそんなことをしたのかたずねてみると、うらやましいと言う言葉を知らなかったからで、今はうらやましいという言葉を覚えたから、もうこれからは隠したりしないよと答えたそうです。
へえ、そうなのかと最初意外に思いましたが、よくよく考えてみれば、気持ちってそういうもんだよねと納得しました。
そして、その言葉の意味を知ったら、行動で表していたことをそうしなくても済むようになる。
言葉を知ることは、大きな可能性を秘めているんですね!
娘は、表出言語がないけれど、娘と接する人には「言ってることはよくわかってますよねぇ」と言われることが多いです。
もちろんわかっていない部分もたくさんあるのは知っていますが。
ある出版社のHPを見ていて、Act Voice
という失語症などの成人向けの言語訓練カードがあることを知りました。
ブランクシートでオリジナルのカードを作るのも簡単ということなので、ボードメーカーやUシンボルなどの馴染みの絵柄で音もセットにすれば、ボキャブラリーの確認にもなりそうです。
わかるカードのストックをめざして、少しずつ準備中です。