発達障がい児の暮らしのサポートをされている童夢の代表でいらっしゃいます。
その後もSNSで繋がっていて、いろんな刺激をいただいているとってもありがたい存在💕
昨日のブログエントリーにこちらまでハッピーな気持ちにさせていただいたのですが、一年ほど前の過去ログを目にして、とても頷くことが多かったので、自分の整理も兼ねてご紹介します。
タイムリーだったのが次の箇所(以下引用)
スケジュールは受容性のコミュニケーションなので、要求ボードのような扱いをすると、発信と理解がごっちゃごっちゃになるわけです。
一度はみなさん失敗しちゃう部分です。
一度はみなさん失敗しちゃう部分
うちもまさにそうなってました!
スケジュールボードにあるマグネットでくっついているカードのうち、特定のものだけを手に取り、私に持ってくることが多くなってました。
そうすると、他のカードは本来の見通しのための機能をなくしていったように思います。ルーティン化して、壁紙と変わらなくなってしまうので。
スケジュールボードとコミュニケーション用のボードにあるカードが、見た目同じこともあり、自分の定位置から近いトランジッションエリアにあるカードを手にした方が、手っ取り早かったのでしょう。
見直さないといけないなーっと気になっていたのが、歯科治療の場面でふっと湧いたように解決法が見つかり、スケジュールはスケジュールという位置づけに戻せました。
それともう一つ。
重度の子のスケジュールの導入と維持が簡単でないのは、重度ゆえに身辺自立をはじめとした活動の自立度が、往々にして低いことがあるのかもしれません。
着替え、歯磨き、入浴の場面の介助とか余暇や日中活動に支援者の介入が必要な場合、介助者の動きに合わせなければならないから、どうしても待つ時間が生じる。
自分の判断やタイミングで動けないから、指示待ちになる。
そうすると、自分から動く自発性や主体性が育ちにくい。
自分が娘に置き換わって生活するとしたら、いろいろ依存しなくちゃ前に進まないから、イライラしそうです。
それよりも諦めちゃうかな⁇
スケジュールが、自分のスケジュールになるには、自分で組み立てるように整えるとともに、生活全般の自立度を上げることも大きな柱になるだろうなぁと思いました。
作業所でも、「できる仕事」「やりたい活動」を大切にして組み合わせていくとうまく回りだしたんだものね。