鎮静法での治療を体験 | エルの引き出し

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一人娘は自閉症♪

ゆるやかでハードな日々(笑)

自分の頭とこころの整理のために

一昨日、娘の大学病院での麻酔下での虫歯治療が無事終わりました。

12月初旬に初めて大学病院のスペシャルニーズ歯科に出向き、身体チェック。事前に提出していた問診票を元に看護師や麻酔専門医に説明を受け、その結果、全身麻酔ではなくて静脈内鎮静法でいけるでしょうということになり、予約が取れた日程が4月15日と5月1日。

病院まで高速を利用して2時間ほどかかるので、午前中10時半からの枠で受けることに。
それでも10時には来てくださいと言うことで、8時前には家を出発しなければ💦

おまけに緊張マックスだった初日の15日は全国的に荒れた天気で、起きたときには大雨が降っていてうわ~と気分はブルー…
ですが、出る頃には晴れてきて、路面も乾いてたので、助かりました。


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麻酔での歯科治療で感じていたいちばんの不安点は、噂に聞いていた前夜からの「絶飲絶食」でした。

でも実際に説明を受けてみると、食事と水分の制限は予想していたほど厳しくなくて、食事は予約時刻の6時間前まで、飲み物に関しては2時間前までは大丈夫とのこと。
という事は、午前中の手術なら、前夜の食事は問題ないし、起きてからも少しの間は、水分はとれます。
我が家の場合、移動に2時間かかるので、車中で飲まないようにすればクリアできました。

もう病院に間に合えば、お仕事8割は終了と思ってたので、たどり着いたらやれやれ~でした。
 
体調確認をして、手の甲に注射を刺すのに抵抗が少なくなるように眠くなる薬を飲んでもらい(これは娘の場合のオプションです)、30分ほど待ってうとうとしかけたところで車椅子に移動。治療台に移り、モニターをつけて点滴開始という流れ。
心拍数を管理測定する生体モニターをつけて点滴が開始されるところまでは近くで見届けることができました。


血圧計や呼吸を観察しながら点滴をとって、薬を入れていきます。
あとは、歯科と麻酔科の医療チームに全面的にお任せで、薬剤へのアレルギー反応など起こらないことを願うばかり。

待機していた部屋の窓越しに先生やスタッフの動きがいくらか見えます。
初回は、研修医らしき若者も5~6人、見学してました。気がかりなので術室の様子を伺っていましたが、30分経過した頃には研修生たちも退室。
あとは時々動く人の影、モニター画面を観察している人の横顔。全てが一つの目的のために無駄な動きがなく粛々と静かに進んでいる気配に一安心しました。
障害歯科のスペシャリストのチームの方達によって丁寧に細心の注意を払って診てもらっているという安心感。
よかったと心から思えました。

母親としての私の心の整理ですね。納得できたというか。


さて、術中のことは、鎮静剤による健忘効果のため、記憶にないようです。ぐっすり眠ったら終わってたという感想が多いようです。

終了してベッドに移します。それから麻酔の眠気が取れて起きるまで1~2時間待つことになります。
が、次の予定があることもあってか、1時間過ぎたあたりで起こして帰ることになり、まだ眠気が残っているためか、しばらく車中で不機嫌でした💦
まぁそれも、飲んだり食べたりしているうちに、笑顔が見られて、やれやれです。

一昨日のかぶせをはめる二回目の手術では、初回のとっさのジタバタがなく、あっさりと眠って、術後も起き出す様子もなく、寝息を立てて爆睡してました。
経験したからの強さでしょうか?素晴らしいですね~!

いろいろありましたが、無事に終わりました。
大学病院の診察券が手元に残っているので、(同じような経験を持つ友人が言っていたように、)歯科に限らず「何かあったら大学病院で」という安心はあるかな~。
娘は、まだまだこれからの長い人生だもの。

たくさんの人に支えられての今。
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