どもぉ~みなさんこんばんは、「エステ・魔サイトー」です!
「メタル・ヴィレッジ」の時間がやってまいりました。
今夜もここ、インターネットはメタルの殿堂、アメブロぉアップからお送りいたします!!


新年一発目は、昨年の私的ベストアルバムである
「Within Temptation(ウィズイン・テンプテーション)」(以下WT)の最新作「The Unforgiving(ジ・アンフォーギビング)」の特集です!

昨年1月にテンの新作が発売され、その完熟の極甘メロディの素晴らしさに「新年早々、今年のベストアルバムか!?」と思ったのですが、3月にWTの新作が発売されるやいなや、アッと言う間にベストアルバムに。
その後、本命と目されたドリームシアター、デイヴJr.が復帰したメガデス、2つの新作の猛追を逃げ切り、ダークホースであるスティールパンサーの新作もかわし、見事ベストアルバムに決定しました。

The Unforgivingは、バンド初のコンセプト・アルバムになっています。
曲の展開は、同名のコミックのストーリーと連動した流れになっています。
従来のゴシックメタル臭はほとんどなくなり、天使の歌声も影をひそめており、初めて聴いた時は「ポップソングっぽくなっちゃったかな?」という印象でした。
しかし、それだけにかなり聴きやすくなっており、何より個々の楽曲が本当に素晴らしく、捨て曲ナシです。

というわけで、全曲紹介したいと思います!


1.Why not me
2.Shot in the Dark

物語の開始を告げる、静かだけど力強い曲。
この壮大さはオープニングにぴったりではありますが、エンディングに持っていっても違和感はないと思います。




3.In the middle of the Night
一転、曲調はアップテンポに。
この疾走感、ベタな展開ではありますが、ライヴでやったら盛り上がりそうです。




4.Faster
テンポが抑えられ、ホンワカした感じの曲。
希望を含ませた終わらせ方をしたいのであれば、この曲をエンディングに持ってゆくとピッタリな感じ。
それにしても、ボーカルのシャロンの表情、とても2人の子持ちとは思えない工口さです。




5.Fire And Ice
WT初期の曲を彷彿させる物悲しくて壮大なバラード。
心をギュっと鷲掴みにされます。
これがエンディングでも文句は全くありません。




6.Iron
曲調はまたアップテンポに。
サビの「Don't walk away!」あたりで脳汁がジュワっと溢れる感じです。




7.Where is the Edge
グっと抑えられた始まりから、徐々に壮大になってゆきます。
この壮大さは、エンディング曲であっても全く違和感ありません。
アルバム全体でもダークな雰囲気なのですが、程よいダークさと言うか、かすかに希望の光が見えるような、良い塩梅のダークさです。




8.Sinead
もはや殆どポップソングです。
しかし、今後のWTがこの路線に進んでゆくとしても、このクオリティであれば悪くはないです。




9.Lost
泣きのバラード。
特に後半の畳み掛けは、完全に泣かしにかかってます。むせちゃいそう。




10.Murder
邪悪な感じのAメロと美しいサビの対比が素晴らしいです。
to be continuedというか、盛り上がってきたところで「ハイ、ジカンデス。オツカレサマデシタ」的な終わり方であれば(謎)、この曲がラストでもいいかな、と。




11.A Demon's Fate
個人的には、この曲がアルバム中のベストチューン。
エンディング手前で完全に盛り上げてくれます。




12.Stairway to the Skies
正真正銘のエンディング曲です。
前曲での興奮を鎮めるかのようなバラード曲で、気持ち良いままフィニッシュできます。(何を?)






いかがでしたでしょうか?
「聴きやすくなった」と言っても所詮はヘヴィ・メタルなので、万人にオススメできるものではありません。
1人でも気に入ってくれる方がいらっしゃれば嬉しいです。

ところで、このアルバムの日本版にはボーナストラックとして、さらに2曲収録されています。
これがまた、「何でこれが本編から漏れちゃったの?」と思うほど良い曲なのです。
本編で満足できずに「エンチョー」したい人用なのでしょうか。
「エンチョー」の先にはパラダイスがあります。
A Demon's Fateの次に好きなこの曲でお別れしましょう。
それでは次回の「メタル・ヴィレッジ」まで、ごきげんよう、さようなら!






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