どもぉ~みなさんこんばんは、「エステ・魔サイトー」です!
「メタル・ヴィレッジ」の時間がやってまいりました。
今夜もここ、インターネットはメタルの殿堂、アメブロぉアップからお送りいたします!!


前々回の#021で「ムサ苦しい男達の中に女性メンバーが混ざっているバンド」の特集をしました。
今回はその続編で、エイミー・リー嬢率いる
Evanescence(エヴァネッセンス)をご紹介したいと思います。

>Evanescence


エイミー・リーベン・ムーディーを中心に結成されたエヴァネッセンス
まずは'03年にリリースされたデビューアルバム"Fallen(フォールン)"から、この曲をお聴きください!




アルバムが発売された当時、エイミー嬢のボーカルが「声が宇多田ヒカルにそっくり!」と話題になりました。
個人的には、「似てるは似てるけど、そっくりは言いすぎでは」と思うのですが、いかがでしょう?




デビューアルバムで1,400万枚の大ヒットを飛ばしたエヴァネッセンスですが、中心人物のひとりであるベン・ムーディーが脱退してしまいます。
メイン・ソングライターを失ったエヴァネッセンスが'06年にリリースした2ndアルバム"The Open Door(オープン・ドア)"

エヴァネッセンスらしさはあるし、一段とスケールアップしているのですが、何かが違います。
メロディーの奥底に沈んでいるダークさというか、悲しみが無いような気がするのです。
加えて、ググっと盛り上がったところにさらにもうひと盛り上がりする「メロディのダメ押し」がある曲が少なくなったような気も。




しかし、中にはキラリと光る曲もあります。
重苦しいまでの重厚感、哀しくも力強いメロディ、エヴァネッセンスの中で一番好きな曲かもしれません。
エイミー嬢、どうやら、単なる祭り挙げられた神輿ではなかったようです。




さて、エヴァネッセンスを脱退したベン・ムーディーですが、同じくエヴァネッセンスを脱退したメンバーとともに新バンドを結成します。
ヴォーカルは、アメリカン・アイドルというあちらのスタ誕みたいな番組のファイナリストであるカーリー・スミスソン嬢。
バンド名は
「We Are The Fallen(ウィー・アー・ザ・フォールン)」
期待をそそられるバンド名です。

We Are The Fallen


'10年にデビューアルバム"Tear the World Down"をリリースするのですが、いつまでたっても日本盤が出ません。
仕方なく輸入版を購入し聴いてみたのですが、エヴァネッセンスの1stっぽい感じはあるものの、全体を通して「地味」です。
まあでも、飽きずに末永く聴き続けられているので、かえって良かったのかも。




話はエヴァネッセンスに戻り、'11年に3rdアルバム"Evanescence(エヴァネッセンス)"をリリースします。

何だか随分ポップになった印象です。
自らのバンド名を冠したセルフタイトルの一発目の曲がこれなので、これからバンドはこの方向に進んでゆくという意思のあらわれなのでしょう。




エイミー嬢の妊娠・出産があった関係もあり、しばらく動きのなかったエヴァネッセンスですが、今年8月にソロアルバムがリリースされました。

ダウナー系と言うか、全体的に重苦しい雰囲気をまとったアルバムです。
エイミー嬢の世界観にひたすら浸りたい人には良いかも。




でも私はやはり、バンド本体が聴きたいですね。
エヴァネッセンスウィー・アー・ザ・フォールンもしばらくアルバムがリリースされていませんが、新作を心待ちにしたいと思います。
それでは次回の「メタル・ヴィレッジ」まで、ごきげんよう、さようなら!




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