年中娘の感覚過敏でズボンが履けない問題。

区の発達相談に電話して予約を入れていた面談に行ってきました!

 

あれから1か月ほど月日が経ち

娘は園内ではズボンもパンツも履けるという状態にまで改善しています。

 

やはり不安で触覚過敏が増長されるのでそれが落ち着けば不快感も軽減されるみたい。

 

この頃は、朝からズボンが履ける日もあって、そんなときは無理をしているわけでもなく、一番ズボンの不快感が気になる座り方で座ってみても大丈夫!と言っていて、気にならない自分がいることを本人も認識できているみたい。

ただし毎日はまだ無理。


 

そんなわけで、ズボン履けない問題の相談というよりかは現状困っているところ全般で

●感覚過敏

●母子分離不安

●不安症

のことを相談し、現状と今やっていることを話したうえで

より良い接し方、声かけの仕方の助言を頂くという内容になりました。


 

個室に案内され、

心理士の方と保育士?の方の2名で

娘は保育士?の方が遊んでくれて

心理士さんがその様子も見つつ、私と話すというような感じ。

 

娘は初めは、緊張して挨拶も蚊の鳴くような声。

私から離れずに膝に座って10分ほど過ごしていたけど

保育士さんの声掛けとおもちゃが気になっていたこともあり、自ら私から離れていきました。

 

で、おもちゃで遊び、しばらくしたら、保育士さんと普通にたくさんおしゃべりして

絵本も朗読して褒めてもらったりして、リラックスして過ごしてた。

 

で、色々話したり娘の様子を見たあとに心理士さんから、

賢すぎることから不安になりやすいのでは?

と言われました。

 

賢さにより未来のことを見通してしまい心配なことに目が行ってしまう。

だけど、子どもだからまだ対処する術がわからないから不安でどうしようもなくなる。

というパターンではないかとのこと。


去年の保育園の担任の先生にも同様の指摘を受けていて、やはりそうなのかと思いました。

 

4才くらいの年齢だと目先の楽しいことなどに囚われているのが普通。数か月先や数年後など未来のことに思いを馳せるということはあまりしないもののようです。


 

娘への対応としては

基本的に、スモールステップで挑戦していく。

出来たら、たとえ少ししか出来ていなくても褒めて認めて、自信をつける。

 

感覚統合など療育が必要なレベルにはないという見立て。

 

感覚過敏への対処は2つのアプローチがある。

●不安への対処

●体を刺激にならすこと(感覚統合的な)


娘の感覚過敏は不安によるものが強そうだが

感覚統合両方に近い家庭で出来ることは

・マッサージをして体全体を刺激する。

・トランポリンやブランコなど全身を使うような動きの遊具を使う

のがおススメとのことでした。

 

それから、登園拒否の対処としてはケースバイケースなところが強いが、

理由を知ること。

←娘の場合は母と離れるのが寂しい。

いざ離れると、すんなり泣き止んでやることやって友達と遊んで楽しく過ごせている


娘は(心理士の先生の見立てでも)保育園などの環境では非常にストレスを感じるタイプである。

午前中だけとかお昼ごはんだけとか少しでも行ってみようかと声掛けしてみて反応を見る。

それでも嫌がって癇癪を起こしたりするようで、親から見て保育園がしんどそうだと感じたら休ませてもいいのではないかとのことでした。

だんだん慣れていくはずなので焦らずに見守っていこうというスタンス。

 

 

現状と相談したい点を頭の中で整理してから相談に行ったので

サクサクと話しが進み、短い時間でもかなり実りある相談の場になりました。

 

電話したときよりも大分改善しているようだし、両親の接し方が上手く行っている何よりの証拠。

今のやり方でやっていけば大丈夫じゃないかと言ってもらえました。


色々と対策を取ってあげたりもしているし、たくさん勉強されて理解しているようなので心配な面は少ないということで継続して相談するかを私の意志で選んで良いとのことでした。

まだ今回の感覚過敏によるズボン問題が完全解決には至っていないということで継続させてもらうことになりました。

 

 

あらためて、口が達者すぎて大人顔負けな表現力で話をしてくる娘に油断して大人に近い対応を取ってしまうことがあるので注意しなくてはならないと肝に銘じた。

実際、知的レベルは高いのかもしれないが精神面は年齢相応より幼い部分がある子。

内弁慶、外面良し子ちゃんなのでストレスを溜めやすい。


周りは出来ているからとかもう何才なんだからという枠で押し付けることはしてはいかんのだなと実感しました。


来年には年長で私の仕事復帰もあるし

再来年には小学生!!と思うと不安に思う気持ちもかなりあるのだけれど、私自身も先のことを考えて不安になって先手先手で対処しようと焦るのではなくて、今の娘をよく見てそのうちなるようになるさ精神でサポートしていかねばなぁと思った次第です。