最近お店に入って、いちスタッフとして営業に参加しています。
調理場出身の私としては主に厨房での作業がほとんどです。
各店舗に入って解ったのですが、マニュアルやレシピ、調理基準のズレがたくさんありました。
前任の店舗責任者が報告なしで変えたものが多いようです。
変えることは悪いことではありません。
確かに変えて正解のモノも多々ありました。・・・・認めます。(笑)
なぜ、そんな良いことをみんなで喜び合って褒め称え、さらなる改善にせいを出す好循環を造れなかったか?
それは、報告、相談 いわゆるホウレンソウが徹底されないという職場の体制にあると思います。
また、改善策に対して聞く側(我々経営陣)も、真剣に受け止めてあげられる応対を心がけなくてはならない。
「なるほど!・・・考えてくれてありがとう!」「へ~すごいね。面白そうだ。」「もう少し工夫できたら最高だね!」
「・・・・さすが○○君だね~」
人の提案を否定からするのではなく、話しやすくしてあげることと、聞く方も参加する意識が必要です。
確かに、改善は今までの習慣を変えるわけですから、面倒だし馴れないことで作業計画が崩れる場合もあります。
でも、それが理に適うことであれば一生懸命取り組む価値はあると思います。
実は、ここが成長のチャンスなのです。
新しいことや改善に乗り出さない人は、成長がストップしてしまいます。
我々は飲食を通じて接客業を営んでおります。
お客様が喜ぶなら、多少の面倒は覚悟せねばなりません。
自分の都合や仕事の都合は二の次です。
まずは「お客様ありき」で今後も改善して欲しいと思います。
そして、常に自分ごとではなく、みんなをワクワクする仕事に巻き込んでいくためにも報告、連絡、相談は欠かさず徹底しましょう!
全員がホウレンソウの再確認を行えば、きっと日々の作業もスムーズで仕事が楽しくなると思います。
まずは、報告できたことで誉めてあげましょう!
報告は会社内の情報であり、財産です。
報告によっていくらでも方向転換することが可能になります。
『無理!』が『可能!』に変わるのです。
しかし、報告もしないで、「・・・きっと言っても無駄だから!」と諦めて地に落ちて行く人を何度も見てきました。
無理なのは自分で決めているだけです。自分で自分を落とし入れてどうするの?
自分の意見が受け入れられない『拒絶の恐怖』を感じているだけです。
ビビッてどうすんの?(笑)と私はいつも思います。
だから、恐怖に感じない人に、いとも簡単に望む結果を奪われるのです。
後悔ばかりが自分に負いかぶさるハメとなるんです。
そんな馬鹿野郎にならないようにしっかり報告相談をして行きましょう!