ども、頼夢です。
ジョーティシャの中では、1000を超えるヨーガ(惑星の組み合わせ)があると伝えられている。
私は自他共に認める毒舌キャラ(笑)
これには「あるヨーガ」が関連している。
そのヨーガの名称がタイトルにもした「पिशाच योग piśāca yoga」である。
これは、火星とケートゥのユティを持つ人に見られる特徴の一つ。
ユティとは、英語でいうConjunctのこと。
まぁ、余り英語表現は使いたくないのだが用語を知らないインド占星術師さんの為に使ってみた(笑)
ジョーティシャとインド占星術は似て非るものなのを知っているインド占星術師は全体の1%くらいだろう。
大半は「同じもの」という認識だろう。
私が日本のインド占星術に対して否定的でいるのは、ジョーティシャの名を借りて踏ん反り返っている者が多いから。
極少数の研究者を除いては、ジョーティシャとインド占星術を同じ物だと説明してしまうだろう。
श्रद्धा śraddhāの無い者には、到底理解出来ないだろうモノがジョーティシャという学問なのだ。
そもそも「インド占星術」という名称を使い出したのは、あのカルト教団「オ○○○○教」と知らずに多くの日本人が使っている。
知らないというのは、本当に恐ろしい。
ジョーティシャは、パラーシャラも聖典の中で「学んで良い者の条件」を記述している。
日本で普及したインド占星術なる物は、現地でも誰もが学んでいいレベルの事しか教えていないモノだという。
本来のジョーティシャは、聖仙パラーシャラが記述した条件を満たすことが最低限の条件であることは言うまでもない。
と、おもいっきり話が横道に逸れてしまった。
タイトルのपिशाच योग piśāca yogaとは、直訳すれば「幽霊のヨーガとなる。
しかし、その意味は「抑え切れない怒り」である。
何に対しての怒りなのかは、人それぞれでपिशाच योग piśāca yogaが組まれているバーヴァによってことなる。
例えば、第7室に組まれていれば第7室の示す象意に対して抑え切れない怒りとなりやすかったり、第10室なら第10室の示す象意に起因する事に抑え切れない怒りを持ちやすくなるという。
ちなみに、第7室はパートナーに関した事柄で、第10室は置かれている環境や社会に対しての事柄が大雑把な示す意味になる。
間違ってはいけないのが、不条理に対する怒りであり、不満から生じた怒りではない点。
怒りが何に起因するのか?
このपिशाच योग piśāca yogaを持つ人が抱える怒りは、自分に落ち度のない事柄に対して感じてしまう怒りである。
私の毒舌もこのヨーガがクンダリーの中に配置されているからである。
その配置については、秘密です。(笑)
さて、あなたはインド占星術に興味を持ちますか?
それとも、ジョーティシャに興味を持ちますか?
もし、ジョーティシャに興味があるというのでしたら、お問い合わせ下さいませ。
鑑定や講座も行っていますので。