僕はジョンレノンを精神の父 悪いことするときの友達 2階の窓からいきなり現れる聖者と思ってます 14歳の時にビートルズを友達のお父さんにテープにダビング してもらい何度も聞きました 後になってそれがホワイトアルバムだと知りました ジョンが死んでたなんて知りませんでした 本気にジョンを聞き始めたのは16歳 歌詞カードはとてもシンプルなものと難解なものがあり 16歳の僕は戸惑いました ラブやイマジンはすごくシンプルだし インスタントカーマは訳が分からない ラブ&ピースの人だとイメージする人が多いと思うけれど ジョンは暴力をユーモアに仕立てる それで皮肉に美しい音に乗せる イマジンなんてジョンなりの人類の皮肉の歌みたいに聞こえる 悲しい笑顔 さみしがりで誰よりも愛の意味を知りたいと探してた 息子が生まれると5年間も育児をした それまでのすべてを封印して音楽からも離れた 誰もがジョンはおかしくなってもう音楽業界には戻らないと 35歳から40歳の音を捨て あのビートルズのサウンドを期待してた人はたくさんいた 誰が真似できるんだろう そこにジョンの偉大さを感じる 満たされなかった家族の愛 不良になりきれなかった俳優 友達を欲しがるのに誰もジョンを排除する 感受性の強すぎる 正義感の塊 相当悩んだんだろうな ニューヨークのヨーコのギャラリーで2人は出会う オノヨーコ これはすごく奇跡でなんかの暗示だと思う イマジンはヨーコの感性がジョンに影響を与えた マザーやラブなんかもプライマルスクリーム治療はシンプルにした もともとシンプルな性格なジョンはビートルズによって本当の自分を失って 苦痛な創作活動だったと思う ジョンが生きてればなっと思うよ それは僕には母を亡くしたあの感じと似てる 僕にアドバイスをしてほしいし声が聴きたい 今は兄貴のようにあなたを感じてる エルビスやマディーになれなかったジョン ストーンズみたいなやり方は嫌だろう ジョンはジョン 永遠のジョン ライ麦畑で来世は会いたい 友達になりたい