家族のメンバーが、次々と自分が”火星からきた”、”水星から来た”、”金星から来た”と目覚めていく、どスピリチュアルな映画でした。
内容も、途中からシンクロニシティーや、常識的な世界を行きつつもそれらを逸脱して、感覚だけの世界に没入します。
脈絡も理論も成り立たないのですが、魂にはバンバン響くという、「覚醒」を意識した展開がスリリングでした。
近くでみ見ていた人は、ぐーぐーと寝ていました笑
わからない人には絶対にわからないでしょう!
自分が、地球外から来ているといういうことに強く目覚めて、活動している人たちと、地球人のままで活動している多数の人たちが出てくるのですが、
地球外の人であると強く目覚めた、政治家秘書役の佐々木蔵之介さんのセリフが印象的でした。
“目覚めたとしても、特別になるとか、超能力が生まれるわけでも、ない。
しかし、その他大勢の人たちが”決められない”ことを自分たちは、自分で”決めて”生きることができる。”
全く正確ではないですが、このようなセリフを言っていました。
実際に、映画の中でも、宇宙人であるということに目覚めて人たちは、
周りの目や、社会からどう思われるかなんて、関係なく、自分のやりたいように突き進んで行きます。
うーむ、凄いな、的確だな。と唸りました。
しかもこの映画、原作がかの純文学の三島由紀夫だったなんて。。
彼は、そういう一面があったのですね!