金曜日。

「今週末友達が会いにきてくれるんだけど、君の予定は?」

アメリカの場合、会いに来る=泊まる

特にうちのように田舎のテキサスでは日帰りって言うわけにもいかず・・・

「はぁぁ?なんでそんなに急やねん!うちの家はほかの家のように大きくないし、

ゲストルームなんて、私の書斎状態やのに。」

 

私たちはゲストルームを嫁の書斎と読んでいる。

旦那の書斎はサウナ。笑

 

特にうちの家は近所の家に比べると小さいし、

日本のように収納がない。

だから、ゲストルームを物置にしなければならないのよー!

 

「大丈夫だよ。友達にはゲストルームは嫁の書斎状態だからそれでもいいかって

聞いておくし。」

 

「そういう問題じゃない!泊まるということはベッドを用意しなければならないし、

大量の荷物を動かさないといけないじゃない!!!」

 

「大丈夫だよ。僕も手伝うし。あと、友達の子供も来るから。」

 

「絶対にいやだー!」

といったものの、よく話を聞くと4年前に泊めてもらった人だった。ということがわかり

まっ、それなら許せるかなー。

 

「とにかく、あんたの友達過去2回来た。しかもどちらも離婚して、子供連れで。

覚えてる?1回目。この田舎では下水は自分たちが処理をするシステム。

だから、街のようにトイレットペーパーを大量に流すと詰まるし、システムに影響するから

気をつけるように。って言ったよね?

それで、どうなったと思う?あの子供が大量にトイレットペーパーをつめて、

私が夜中トイレに行ったときに水があふれ、夜中に他人の汚物を{すぽすぽ}したの覚える?

しかも、この田舎ではトレーダージョーズにいくには1時間以上かかる。そこで買った

大切な大切なパイナップルジュースを飲み干した!

 

2回目の子供は女の子。(1回目は男の子)

13歳で糖尿病らしく、そのチェックするポーチをなくした。とここへ着てから騒ぎ出し、

どこのトイレに行ったのが最後か思い出して、そこへ電話するからと

電話番号を検索したりと結構大騒ぎ。

険悪なムード。

結局ポーチがかばんから出てきて、めっちゃ怒られた女の子。

うちの家では、基本オーガニック、本物を重視し、ソーダ系は一切ありません。

砂糖も白いお砂糖はありません。

すると、

「偽砂糖(なんていうんだっけ?カロリーゼロの化学物質)ある?」

というから、そんなものうちにないし、特別なものが必要な体なら自分で用意しろ!

あと、私の友達が泊まりにきたときは、友達一人だし、料理も片付けも手伝ってくれる。

でも旦那の友達は手伝うわけないし、手伝ってももらいたくない。私が一人忙しいだけやん!」

 

しかも、その女の子の父親は

「彼女の食べたいもの、飲みたいものを飲ませてあげたい。」

と食べ物も文句が多く、食べるなボケ!と心の叫び

嫌そうに私が作ったものを少し食べて、携帯。

車の中で白いトレーナーを少し汚してしまった娘。

それを父親がぐだぐだ、汚して。と怒る。

 

翌日彼らが去ったあと、白いトレーナーを忘れて帰ったのを見つける。

汚れたから置いて帰ったのか。と思ったら電話がかかってきて、

「そのトレーナーシミがついているから、洗って保管しておいて。

次回取りに行くよ。」

 

はぁ?

シミを取って洗濯しておいて?てか?ふざけるなー!!!

 

とはいえ、そうするしかないので、とりあえず、洗濯して袋に入れて倉庫へ。

その後ある週末に新しい彼女とくる。というので

全力で拒否!すると、たまたま主人の仕事が週末に入っていたのでセーフ!

 

もういらんわ。旦那の友達。

でもわかったのが、この2回とも昔の中学、高校の友達ということが判明。

レベルの低さを感じる・・・

 

そして今回の友達は同じ会社。

今は離れていて久しぶりだということ。

同じ会社の友達は良い!なぜなら価値観が同じだから。

稼ぎが同じだし、生活も似たようなもの。子供も社会性があって良い!

しかも、昔ハワイでルームメイトだった友達がこの人の友達という

かなり狭い世界。

今回は許そうか。

 

そして、めっちゃ機嫌が悪い私をのぞきこむ旦那・・・