友人が、嫉妬という名の大きなプレゼントをくれたので、
わたしもお返ししてみようかと思う。


わたしは、ほんとうに、20才を超えるまで、
「ともだち」というものがわからずに生きてきて、
やっと、彼女らに出会ったから、わたしは、
「ああ、ともだちってこういうものか」と納得することができた。
彼女らに、「確固たるともだちとは何か」
を心の底から理解させてもらったから、
きっとそれまで何気に培ってきた、やわらかい友情にも気づかせてもらった。

10代までの間にも、わたしには、ともだちはたくさんいた。
ただ、どん欲だっただけだ。
もっと、胸の内を鷲掴みにするような、
ぶ厚いともだちがほしくて、
わたしは「ひとりぼっち」という劇場を、したためていた。
壮大な劇場設営。


例えば、彼女が書いた他にもう一人、仲間のともだちがいて、
その4人に共通は何かと数字に問うてみれば、
私たちには、やたらとライフレッスンナンバーが多いっていうのがある。
ふつう、2つか1つくらいの数字が並ぶ項目に、
3つや、あっきーともう一人に至っては5つも数字が並ぶ。

この、ライフレッスンは、弱点とか、欠点とかいわれるのだけど、
私たちは、このライフレッスン(人生の試練)を共に成し遂げたくて、
出会ったのかもしれないなあ、と思う。

私たちは、この数多くのライフレッスンの中で、
3と7という数字をみんな持っている。
3は頭の中をお花畑みたいに、妄想でいっぱいにする数字、
後先考えずに、人生のよろこびをあじわいつくすこと。
7は、自らを探求したり、
世界や宇宙の永遠に解けない謎を考え尽くして、
自分メソッドを打ち立てる力。
どうしても、わたしたちは、この2点につまづかずにはいられなかった。

はじめて出会った頃、20代初めのわたしたちが、
大人や周りの人に言われて一番嫌だった言葉は、
「考えすぎだよ、もっと軽く生きなよ」
ってその一言だった。
「そんなんできたら、こんなに悩んでないわ!!」と、
わたしたちはこじらせていた。

そのくせ、「そんな夢みたいなことを」って、
頭の固い大人(そのころ十分わたしたちもあたまが固かったのだけど)には、
絶対理解されないような取り組みをはじめたり。

そんな、お花畑と、止まらない探究心のもとに、
わたしたちは結ばれていたのかもしれない。


それでおかしいのは、
この中の2人が本当は、7を持っていて、
それ以外の2人が本当は、3をもっているということ。

ないものねだりのくせに、ほんとうはもっている才能を認めようとしない。
頑固なのだ、みんな。

例えば、あっきーは、
「文章力」をうらやましいっていうけれど、
この中で、一番まともに文章が書けるといったら、
ほんとうはあっきーなのだ。
まっとうな判断力を持ち、右脳と左脳のバランスも良く、
こざっぱりとして誰にでもわかりやすい文章を
書ける力をもっているのは彼女。

まあ、もう一人の彼女も、すごく理性的な判断力を持つけれど、
あまりにも、宇宙の摂理が身にしみすぎて、女神すぎて、
書く必要性すらないのかもしれない。

一方、「破天荒で真摯な彼女」やわたしは、感覚に頼るしかない。
とにかくよくわからんが、宇宙からすっと降りてくるものを、
感覚で受け止めて、すっと、書き下ろす感覚。
そこに知性や思考を絡めようとすると、こじれる。
(破天荒な彼女は、圧倒的なグラウンディングの力と、
揺らがない体験をもとにするから、かなりがっちりしてるんだけど)
まあ、それが、不思議さとか、斬新さになるのかもしれないけれど。


自分を真っ向から見つめて、そのエッセンスを紡ぎ出す作業は、
あっきーが一番得意だし、一番リラックスして才能を引き出す力になるのに、
彼女の魂はどん欲だから、ちょっとやそっとじゃ獲得した気にならない。

ほんとうに得意なことは、ほんとうに成し遂げたいことは、
簡単にわかったら困るのだ。

何せ、あいつは、
「しょうじの行動力ってすごいね!
北海道まで行くなんて、信じられない!!」
と言った数ヶ月後に、
いきなり「インドに行ってくる」って飛び出す奴なのだ。
自分の破天荒さ加減をわかっていない。

ほんとうに、ほんとうに、
うらやましいくらい、行動力も、知性も文章力もあるくせに、
「うーん、よくわからない。ぷー(ローラのテンションで)」
って言えちゃう女なのだ。

ついでに、公の場で
(その本人が目にするのももちろんわかっていて)
いきなりほぼ名指しで「嫉妬している!」って書けちゃう女なのだ。
わたしだって散々嫉妬してきたけど、
その真っ只中で、あなたに嫉妬しているなんて言えたことなかった。
その自分軸の揺らがなさ、ちょっと嫉妬を通り越してあきれたいくらい。

あんだけの才能を持ちながら、
人に嫉妬していられる優雅さを、
ほんとうにうらやましいと思うよ。まじで。






わたしたちは、ないものねだりでつながった。
同じ傷を、思う存分抱えて、
その傷の奥に、お互いをみながら結び合うのかもしれない。

わたしたちは、きっとしたたかに、意図して、
自分の弱みや隙をつくって生まれてきたのだろう。

ひとりじゃ生きられないのを知るために。
互いのくぼみに、自らの美しさを映し出すために。







(もういい加減、自分の知性も、行動力も、
ついでに、カリスマ性のある見た目も、
認めちゃったらいいのに。ふーんだ!!笑
悔しいから、文章が的確すぎて、
ちょっと落ち込んだ時には
彼女のブログが読めなかったのは秘密。
嫉妬してるなんて言わないもんねーw
もっと悩めばいいと思う❤︎) 





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むふふのかお。髪切ったよ、そういえば。