撮影。葬列。-貴族生前葬xフロアライブに向けて- | FOXPILL CULT official blog

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ぽ。西邑が書いています。

 

こん。

夏がもう一鳴き、と焦げ付いていたような先週半ば
FOXPILL CULTは撮影とレコーディングをしていました。

今回の撮影はとある新曲。
MV監督としてコンテを考えながら
必要な舞台美術を作りつつ揃えていき
撮影当日はメンバー全員&スタッフで協力して新譜の世界観を作り上げていったのだけれど
すごく手応えアリ!!!!!!!!!!!!

捕食されたエイリアンと機械みたいな人間達の作品なんだけれど
4人とも超格好良く撮れたから楽しみにしていてください。

今回は今までにない手間をかけてみたら
その手間が煙に包まれた時間のように思考に色づけをして
質感に影を落とし込んでくれたというか
なんていうのかな。


わからん。



わからんし、今めっちゃ眠い。



というわけで!!!!!
(告知の時間だああああああ!!!!!)


来週水曜9月18日は東高円寺U.F.O clubにて
俺達の最高のアイドル「Shinpei Mörishige」の生誕……
じゃなくて1st生前葬が開催されます!!!!!!!

もはや完全に本人が生前葬というコンセプトに飽きていて
徐々にそのことに触れなくなっているけれどやります!!!!

(皆様のご参列を心よりお待ちしております。)


今回は全バンド、フロアライブで撮影OK。


もう無茶苦茶たのしみ!!!!
フロアライブって、仕方ない場合は服は着なくていいやつだよね??


この勇ましいポロリ祭りの出演バンドを紹介すると
Mörishigeも現在ゲストギタリストとして参加している
数式で轟音を編み出すが如きカリスマ的インスト集団「about tess」。

そしてMörishigeが出会うべきして出会ってしまった男
J-ROCKを現代に蘇らせる今話題の「DEATHRO」。

さらに「ケンジジョージ(BlieAN)」くんの無骨に見えて超繊細なところが
セクシーなポロリ弾き語りを挟んで

トリはMörishige、DEATHRO、剤電(ELEPHANT NOIZ KASHIMASHI)、Hammer(†13th Moon†)
という異ジャンルでありながら宿命の仲間みたいな
最強メンバーによるカバーバンド「PROPAGANDA1999」。

全編を統括するDJにはもうこの人しかいない
長くNEW WAVE/DEATH ROCK/POSITIVE PUNKの世界を牽引し紹介し続ける
「ヤマダナオヒロ(nAo12xu/†13th Moon†)」さん
という熱い面子。


Mörishigeが縁の深い面子ばかりで何故か顔も髭も濃いのはもちろん
今回は特に彼の音楽的な懐の深さも
象徴的な部分も両方が滲み出ている面子で
この日もこれからの未来もとても楽しみです。


そしてこの日の俺達FOXPILL CULTは新曲祭り!!!!!
初披露(ポロリ)曲もやります!!!!

この日から明確に提示を始めていくというか
今現在を象徴する新曲ばかりを携えて
渾身のライブをブチまけるんで楽しみにしていてください。

Mörishigeフィーチャーでフェティッシュな
新曲がすげえ楽しみ。

一部では富烈(プエル)もゲスト参加してくれるのだけれど
新機材導入で前回より超進化してエレキサックスみたいになったことで
FOXPILL CULTに自然に馴染みまくっているし
特殊なサイバーパンク感すら生まれていて、
5人が生み出すパワーも半端なかったっす。


てな感じでこの日はスペシャルなことが
盛り沢山で気合いが入っているけれど


それ抜きにしてもフロアライブってのは
なんというか濁流の中でみんなと泳ぐ感じっていうのかな。

個人的にはグルーヴのある音楽が好きだし
演技的な楽曲もFOXPILL CULTは多いけれど
自分がロックバンドをやるっていう側面で考えると
「蝉の血糊」みたいな曲を演奏する時とか特に
カウントが始まりの合図で、一度始まったら全員で一気に駆け抜けるみたいなさ

 

「あとでまた会おうぜ!!!!」

 

って言って激流の中を泳いでるような感覚もあるんだよね。

 


蝉の血糊はふなもっさんに
「蝉が最後の足掻きでもがくようにドラムを叩いて!!」
って言ったら理想的なドラムを叩いてくれたから
その上をサーフィンするような感覚で俺もギターを弾いている。

だから最高な時は全員が泳ぎ切るし、
最低な時は誰かがぶっ倒れている。


そんなあれこれが巻き起こる
激流の中をその日はみんなと一緒に泳ぐ感じっつーか
いつも以上に相互作用が密接になるっていうのかな。
俺達がライブでやることはいつも
来てくれるお客様が楽しんでもらえるよう音楽を精一杯届けるってことだけれど

この日はまたそれとは感触が少し違う、
みんなが全員音を生み出す生命体で波動を震わせる日だと思うんだよね。

もちろん遠くから棒立ちで見てたっていいし、逆に俺のマイクを奪って歌ったっていい。

楽しみ方や共鳴の仕方は自由で

君が心を開くなら俺は君に触れるだろうし
なんにせよ狭い空間の中で感じたことのない感情を共有して体感できると思う。



Mörishigeの横で歌う感覚はこんな感じなんだなとかも俺と共有できるわけじゃん。


俺達みたいな音楽性でU.F.Oでフロアライブをやるっていうのは
すごく刺激的なことだと思っていて興奮しています。
とりわけ俺はボーカルとして興奮しているかな。


さらにこの日のFOXPILL CULTの照明は
昭和精吾事務所の「水鏡譚」や百眼の「殺しの神戯」「闇を蒔く」でご一緒した照明家
横原さんが照明プランを練ってくれています。

横原さんの照明っていうのはとにかく湿気と影と色気があって、ハプニング性もあって
物語をより立体化させる素晴らしい照明家で。


この日はフロアライブかつ、15分間の転換の間に準備しなきゃいけないっていう
無茶な状況下にも関わらず受けてくれたのでどんなことになるか楽しみだし

なにより照明っていう光の中でも
みんなと同じ波の中で存在するっていう
すげえロマンティックな状況が凄く楽しみで。


フロアライブすげえ楽しみだな!!!!!!!!!!!!!!!!


ちなみに会場には
Mörishigeとプエルによるフード販売もあるのでお腹を空かせてきても大丈夫!!
おれももう既にお腹が空いている。
野菜たべたい。


そしてMörishigeデザインによる新作Tシャツ販売に
来年2月28日開催のワンマン公演のチケットも先行発売開始!!!!
チケットは開場と同時に販売開始します。


ワンマンチケットには今回とある特典というか秘密のURLがついていて
そこにワンマンに向けて、作品のヒントみたいな情報が
徐々に徐々にアップされていきます。
新作を二倍楽しめる実験的特典なので
先行販売前売りチケットを是非手に入れてくださいね。


待ってるぜー!!!!!!!!!



ところで昨日の俺のツイッターを見たら
泥酔してたけど大丈夫???
おれはおれが心配だぜ。



追伸:
千葉県や伊豆諸島が一日でも早く復旧することを祈っています。
まだ暑い日も多くあるとのことですがどうかお気をつけて。
ペットボトル水は賞味期限が切れててもまだ飲めるものなので割と大丈夫らしいのと
電力復旧時の火災に気をつけてくださいね。
破損箇所を調べるとか、不在時はブレーカーを落としておくのが安全だそうです。

無事を願っています。

 


西邑