久しぶりのブログ投稿になります。
新しい経験、これは記録に残しておきたくて…


広島に、インプロミュージカル「ヒカリ」を観に行きました。


会場はこちらのおりづるタワー

この、一番上の展望台。通常の営業終了後に、毎回舞台と客席を作っては壊し…の3日間だったそうです😱





インプロ?即興?の作品を観るのは初めて。観客が書いた言葉の紙を役者さんがくじ引きのように引き、その言葉を紡ぎ物語が展開していくというものらしい。



ゲーム感覚なのかな?

作品としては…どうなんだろう?? そんな心配は、始まると同時にすっかりなくなり、すぐに引き込まれていました。

何?これは??
めちゃくちゃ楽しい!!新しい感覚!!ピタッとハマる言葉もあれば、ハプニングとしか思えない言葉も出てくる。観客の書く言葉やセリフは、当然ながら、時代背景も設定も全く考慮されてないわけで…(笑)

またこの展望台は、屋上だけど、吹きっさらしなのです。地上の騒音さえも、、、役者さんの機転で、そういう設定になっていくのです(凄い)

役者さん達が、一ひねりも二ひねりもしながら、直球ではなく、変化球で、紡いでいくから、そこは皆、必死で探ったり、よっしゃ!と思ったり。時には、投げかけた方が、想像もしない返しがきたりもするのでしょうが、一言一言で、どう展開するか、誰にもわからないんですよね。だからこそ、ピタッとハマった時には、思わず拍手まで起こったり…とにかく、役者さんだけでなく、観客も一緒に一生懸命!!(笑)
その一体感。

そして、ミュージカルというからには、歌があるわけですが、その歌までもが、即興の歌詞という…もう参りました。

即興のハラハラドキドキの楽しさもあれば、心の奥深くで、ドキっとしたり、心が震えたり…

時代の移り変わりや、生まれ変わり、心の雪解け…原爆ドームや広島の街を見下ろせる、ここ、おりづるタワーという場所で、さらに幻想的で、不思議な感覚になり、最後は涙が溢れて止まりませんでした。あれは、単なる借景ではないですよね、、きっと。



毎回違う作品。
何回も観たかったなぁ。。 ここでやる事の意味を凄く感じ、この場に居れたこと、体感出来たことに感謝します。

再演があれば、また観に行きたいです。

全てが温かかった。

皆さん、素晴らしかった!!!




撮影タイムは、こちら。


このポーズのテーマも、毎回、紙を引いて決めていたようですね。




そして、雨の予報だった広島。一日お天気でした。それも良かったです。

#即興ヒカリ
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#あの日のアメとキオクの物語
#中村香織 さん
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