くしゅん。

はっくしゅん。

どちらかで噂なのかしら。


いま、重松清さんの、「ブランケットキャッツ」を読んでいます。

2泊3日、毛布付き。

2泊3日以上だと、情がうつってしまうから、延長不可。

そんな「レンタル猫」たちを借りていくいろんな人たち。

いろんな人たちの、いろんな人生。

みんな、笑っていたってその内側にはいろんなものを抱えている。

、、、。

泣けます。

泣けたり、笑えたり、考えさせられたり、します。

重松清さんの小説は、流星ワゴンの頃から好きです。

なにより、誰の心の中にもあるであろう、

つまづくことさえないほど小さな石ころみたいなものとか

誰にも気づかれないうちに咲いて終わるタンポポみたいなことやもの

たとえばそれが、愛だとか涙だと切なさとか、そういうものを

おろそかにせず、ちゃんと大切に言葉や空気にしてくれる作家です。



登場する猫たちが、魅力的で、まか不思議。

人間の事情なんて、なんでもお見通し?はてさて。

ブランケットキャッツ、とてもおすすめです。

寒い日の午後に、ぜひ。

くしゅん。

第一話で、花粉症の猫が登場します。

くしゅん。

はっくしゅん。

読んでいるうちに、こっちまでくしゃみが出そうになる。

へっくしゅん。

朝日新聞社から出ています。

寒い日は、家で読書もいいものです。



いつも心配してくれる、大好きなお友達edomamaが

うちの子たちをつくって、送ってくれました。

ブランケットみたいにあったかく、気持ちがこもったプレゼント。

眺めてるだけで、やさしい気持ちがしみじみと、伝わってきます。。


















そっくりでしょ。

あったかいでしょ。

やさしいでしょ。

あったかい気持ちは、あったかい気持ちのバトンになってくれます。

ありがとう。。