ブログをお休みし、ご心配をおかけしました。

お休みをいただいている間、わたしにとっては、考える時間でした。



インターネットという媒体を通じて、人と人がコミュニケーションをとる

いちばんいいあり方は、どこにあるのだろう。

いちばんちょうどいい距離感は、どの程度だろう。



不特定多数、完全な匿名、情報の上辺だけをすくい取り、

深さよりも量や利便性。

それがインターネットという媒体の特性なのかもしれません。


けれど、わたし自身はそれをのぞみませんでした。



うすらかにでも相手がわかる関係性のなかで、

互いが、互いの知っていること、学んだこと、経験したことを

共有したり、言葉を交わしながら成長していく。

それがわたしの願う、コミュニケーションのありかたでした。



コミュニケーションを交わした先に、コミュニティができあがり、

いつか、ほんとうに気持ちの通じ合う、犬種を大切に思う人たちの

形だけでない「コミュニティ」ができてくれたらと、願っています。



ですから、わたしの場合は、「うすらかにでもつながっている」関係のほうが

言葉を発信しやすいです。

まったく相手がわからない状態で、なにを伝えていいのかが

わからなくなってしまいました。



言葉は、誰かのためにあると思っています。

もちろん、自分のためにでもあるのだけれど。



わたしは、言葉を通じて仕事をしている人間です。

だからこそ、自分の言葉が宙に浮くことをのぞみません。

相手に伝わる言葉を、発したいと思います。



そのためには、べったりでなくていい、うすらかでいいから、

なんとなくでも相手わかり、伝わる関係性のなかで言葉を伝えていきたいと

思いました。



ましてや、ブログのテーマは命あるもののこと。

だからこそ、曖昧なものでないかたちをとりたいと思いました。

そのためのベストなツールがまだみつかっていません。

完全にパスワード制にしてしまえば、間口が狭くなってしまいます。



みんなが情報を知り、あるきっかけと間口から、人の輪が広がることが

大切だと思っています。

言葉や、気持ちや、知識や、経験を交わすこと。


「交わす」ことに、意味があると思うのです。

「交わす」ことを、おろそかにしたくないのです。


とりあえず、このアメブロから再出発してみようと思います。

ここは、通常は一般公開の記事があり、記事の内容によって

「アメンバー限定」の記事設定もできるそうです。



入り口は広く、さらにそのもっと次のお話をするときには

アメンバーになってお話をする、という形で

まずは見切り発車をしてみようと思います。



ちょっと面倒ですが、お付き合いいただけたらうれしいです。

お休みをしているあいだ、ご心配をおかけしました。

たくさんの方からメールをいただき、メッセージやコメントをいただきました。


ほんとうに感謝です。

自分が発してきた言葉が、ちゃんと、ちゃんと、伝わっていたのだと

感謝でいっぱいで、また、安堵でいっぱいです。



また、ブログを再開するようにたくさんの方から

背中を押していただきました。


つたない言葉かもしれません。

つなたない知識かもしれません。

でも、つたない知識も100集まれば、100の知識になります。

つたない経験も、1000集まれば、1000の経験になります。

それが、ナリッジシェアであり、コミュニケーションの実りであると

思っています。


どうか、お付き合いいただけたらうれしいです。

ほんとうにありがとう。


ここから再出発、してみます。










この小さくも、素晴らしい、キラキラした犬たちとの暮らしを

ちょっと快適にすること。

ちょっと大切にする方法。

すこし先の未来のこと。

ずっと先のこの子たちの種のこと。

みんなで言葉を交わしあいたいと思っています。