いろいろなメールをいただきます。
いつも、ちゃんとお返事を返せなくてごめんなさい。
メールをいただくなかで、フードのお話はとても多いです。
わたしは、「これがいちばんいいドッグフードです」という意見や
「手作りでなければ」とか「○○主義」みたいなものは、ありません。
犬ごはんって、なにがいいんだろう?
ごはんについて。
これはもう、考え方だと思います。
人間でも、なんでも食べる人もいれば、こだわり派もいる。
ベジタリアンの人もいれば、いろいろ。
だから、
「これが正しい」っていう正解はないと思うのです。
年齢や、生活スタイル、体質、運動量や、気候、生活環境など
それぞれに個体差があるものと思います。
ただ、ひとつだけ思うことは。
「これだけが正解！で、あとは間違い！」みたいな考えかたは
わたしは持っていません。
健康で、おいしく、毎日のご飯をしっかり食べること。
これがまず、大切なことだと思っています。
●おいしいは、うれしい！
我が家の基本はドッグフード。
プラスしてお肉や野菜のトッピングをしています。
トッピングは、栄養価のためというよりも、
「おいしそうなごはん」にするため。
人間だって、毎日、無味乾燥なものを食べつづけるより
匂い、見た目、味など、いろんな感覚で「おいしそう」
っていうものを、おいしく、うれしく食べたほうがいいのと同じで
犬も、おいしそう！って思って、
よだれがたくさん分泌されると、それがそのまま、
消化酵素を助け、いい消化につながると本で読んだことがある。
だから、わたしは、「ほんのひと手間」でも、なにかしら
おいしそうなご飯にするように、心がけています。
１日に、いくつの楽しいことがあるか。
これがわたしの犬育てでいちばん大事なことだと思うので
ごはんは、１日２回のすっごくうれしいイベントであってほしいと
思っています。
おいしいは、うれしい！
うれしいは、生きる力になる。
そう思っています。
わたしだって、仕事でヘトヘトになっても、
おいしくてあったかいご飯を食べると、元気が出るもの。
お肉だけでなく、野菜、根菜類、魚、などもあげます。
お取り寄せのお肉でなく、毎日、食べるぶんだけスーパーで買います。
人間が食べられるもので充分、と、わたしは思っています。
わざわざ犬用冷凍庫を買いそろえ、犬用お肉を取り寄せて・・・
そんなたいそうなことは、できません(^^;)
完全手作りご飯や、生食をあげたいという方がいるようですが
栄養価をきちんと計算して、完璧にできるのであれば
それは、できる人にはいいことかなと思います。
わたしの場合は、何十種類もの栄養素を毎日変わらずに与え続け
コンディションを保つことはとても難しいし
実際、生食をあげていた時期もあったけれど
コンディションはそれほどあがりませんでした、我が家の場合。
いまは、生食は、痩せさせたい子には使うし、おいしそうに食べるので
トッピングであげよう、くらいに思っています。
あとは、もしも災害や事故でわたしが世話をできなくなったとき
誰かにお世話をお願いせざるを得ない状況がわが身に降ってかかったとき
手作りご飯しか食べられない子だったら、うちの５頭はどうなる？
と思って、まずはドッグフードをちゃんと食べられる子であることは
いざ、というときのためにも、わたしはそうしています。
ドッグフードの議論って、過剰に熱くなることがあるようです
6年間、ジャックラッセルのいろんな人間関係を見ていてそう感じます。
でも、いちばんの目的は、犬たちが健康であること。
いい状態にあること。
おいしくご飯を楽しめること。
ウンチがいい状態、おしっこに結石などが混ざらない状態、
毛がいい状態、痩せすぎず太りすぎずの状態を保てることなど
健康で、毎日を元気に暮らせることが、大切なことだと思います。
ドッグフードについては諸説ありますが、
自分の犬にとっていいと思える安全性の基準を満たしていること
犬がよく食べることさえクリアしていれば、あとは飼い主さんの範疇。
個体差のあることなので、ぜったいこれ！とか、
これはだめ！と他を否定することはできません。
我が家は５頭とも、ブロークンコートとラフコートなので、
それに合ったフードをあげます。
もし、スムースタイプで皮脂が出やすい子であれば
そのへんを考慮されるといいかと思います。
もし、アレルギーなどの診断を受けた場合、それがちゃんと
パッチテストや原因診断の検査を受けたうえでの診断か
ただの「触診」や「目見当の診断」かをちゃんと見極めるといいと思います。
検査をすることなく、徒に、「アレルギー処方食」みたいのをすすめる獣医さん
意外と多いようですので・・・。
我が家にはアレルギーやストラバイトや腸炎などをもった子がいないので、
それぞれの問題を抱える子の食事については、お話できることがありません。
経験値がないので・・・ごめんなさい。
［ごはん、我が家の場合］
●ふつうの子
大ちゃん、ペコ、ココは、なんでも食べるし
ウェイトコントロールの必要がありません。
この3匹は、Bill JACKのセレクトにトッピングをかけたものを食べています。
1日2回、朝と夜。
ものすごく食欲旺盛派。
●ウェイトを乗せたい子
食が細く、気まぐれだったり、あまり食べない子で
もう少しがっしりさせたい子、うちではマヤちゃんは
「パピー」とか「アクティブ」という、高カロリーのものをあげます。
これに、トッピングをあげますが、お肉などのたんぱく質を
多目にあげるようにします。
ヤギミルクをつかったり、卵をあげることも。
小食でもカロリーを満たせるように工夫します。
チマチマ間食派。
●痩せたい子、太らせたくない子
ダイエットが必要な子、太らせたくない子
うちではモナちゃんですが、彼女にはボッシュのライトというフードを
基本にして、生肉やお肉や野菜をトッピングします。
生馬肉はダイエットのときにはとても効果的ですし
ボッシュのライトをあげると、毛がパサパサになったり
状態を落とすことなく、きれいに痩せることができます。
ボッシュはとても重宝しています。
* * * * *
こんな感じで、我が家は健康な日々を維持しています。
毛の状態をあげたい子には、ゴートミルクをあげたり
卵をあげたりもします。
お産を控えた子にも、毎日1個の卵をあげます。
サプリメントは一切、つかっていません。
お肉、魚、野菜、お米、乳製品なんでもあげます。
塩分はあげません。
手羽先などのお肉は生のまま骨ごと1週間に1度くらい、生であげます。
わたしが飲み歩いてるおかげで、おいしい鶏肉がいただけるので(^^;)
やわらかいご飯だけでは、顎の力が衰えてしまいそうなので
硬いものをしっかりと噛める顎の力を維持するためにも
手羽先などのお肉や、ほろほろに崩れそうな牛骨、
イワシやアジや秋刀魚などの青魚も丸ごとあげます。
青魚は、おいしそうに食べます。
牛骨や魚のアラの部分にはゼラチン質もたくさん含まれていて
関節にもよさそうだと思う。
我が家は食物アレルギーがないので、なんでも食べます。
ご飯でいえるのは、あまり神経質になりすぎないことだと思います。
フードジプシーとか、○○主義、みたいになると
それが飼い主の負担になってしまうことにもつながりかねない。
おいしいは、うれしい。
うれしいは、生きる力になる。
おいしく食べる、うれしいご飯で、毎日を元気に過ごせることが
いちばん大事なことかなと思います。
あまり参考にならない、テキトウごはんな我が家でした。
あまり好きじゃないのは、ぜんぜん太っていないのに
「太っていますね」と言われたり、軽はずみに思い込んでしまい
過度に痩せさせすぎてしまうこと。
これは好みの問題ですが、わたしは、あまり痩せすぎは
いいと思えません。
適度な筋肉と、適度な脂肪。
その子、その子によって異なる適正な体重。
重さだけでは判断できないものと思います。
もともと、骨量の多いジャックラッセルテリアであれば
体重も、それに比例して重くなるはずなのだと思います。
大地なんて、見た目は小さいけれど、重さは８ｋ以上あります。
でも、太っているかと言えば、全身がむっちんむっちんの筋肉。
これを、痩せさせようとは思いません。
まず、飼い主さんが、自分の子の状態を客観的によく見ること。
○毛はパサパサになっていないか。
○便や尿の状態はいいかどうか。
○よく食べるかどうか。
○口臭や体臭が強すぎないか。
○皮膚は健康な常態か。
○よく動くか、運動をするか。
などを見てあげて、状態を把握してあげることがまず第一歩だと
思います。
あとは、過度な思い込みや、信仰みたいなこともあまり持たず
少しあたまをフラットにして、考えたほうが、おおらかな犬育てが
できるように思います。
わたしなんて・・・。
アルコールは毎日、規則正しく飲むけれど。
あとはもう、不規則の食事を規則正しくしていますが・・・
ま、お肌にもとくに異常なく、生活していますしね(^^;)
* * * * * * * * * * * *
BOSCH DOGFOODはダイエットやトラブルを抱えた子にはよいと思います。
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