こんにちは。武田塾講師の高田です。
最近、大阪校で1人の生徒が生まれ変わったので、そのエピソードを紹介します。
その生徒は1浪目の私立文系志望のI君。
初期の頃はどんな生徒だったかというと・・・
4月〜今まで指導を担当していますが、本当に勉強の質が低い生徒でした。(それは本人にも常日頃、言っているので陰口でもなんでもないです。)
勉強のノートを毎週見ているんですが、間違えている問題があるのに丸が付いていたり、毎週の武田塾のテストでも不合格が何週間も続いたり・・・。宿題が終わりきらなかったり・・・。
4月〜8月までの5ヶ月間、計20回の指導の中で、厳しい言葉を使うと自分が求める最低限のクオリティを1回も超えられない状態が続いていました。
そんな状態の彼が、毎週土曜日の「特訓」で言ってくれたのは
「今週は違いますよ!」と笑顔で話してくれました。
塾でスタッフの方にいうと作ってもらえる単語テスト。I君は苦手な古文単語のテストを毎日、受けてくれました。100問の古文単語テストを1〜315全範囲毎日受けたそうです。
①1−100
②101−200
③201−315
どれか1枚でも95%の正答率を切るともう1回リベンジして1週間後に見せてくれたのが、1週間受け続けた単語テストの束でした!すごい!
武田塾では毎週のテストで先に進めるかどうかを決めます。古文単語テストの結果は98%。今までサボり続けていた古文単語を見事、1週間でクリアしました。
「98%」
普通に考えてすごい数字なんですが、
「くっそおおおお。100点取れなかった・・・。」
とI君は悔しそう。「100点が取れなくて悔しい。」これは合格する武田塾生の共通点です。4月〜8月までの借金は大きいけれど、ここからこんなペースで勉強できれば可能性はかなりあります。
この日の特訓は現代文も解答の根拠を聞いても、しっかり解説が読めているのが伝わりましたし、古文読解も敬語を意識した読み方も『富井の古文読解』をきちんとやれていたのでバッチリ。政治経済は少し穴があったので、もう1回やることになりましたが、I君との特訓の中で、今までで1番良い特訓でした。
I君について、少しひどく書き過ぎてしまった部分もあるかもしれませんが、I君は奮起して頑張ってくれたのが本当にうれしかったです!この調子で勉強してほしいなあ・・・と思います。
人は何かをきっかけにして変えられると思います。
大学受験をすると決めたあなた。
受験すると決めたなら、今までの自分で大丈夫ですか?
変わらないといけないなら変わりましょう!!
テストで「100点取れなくて悔しい」という気持ちを忘れなければ伸び続けます!^^