以前の会社勤務のときは、大阪の阪急梅田駅を利用していました。
会社が終わって、帰宅するときに、よく梅田の茶屋町にある中尾書店様(占い専門店)に足を運んでいました。
また、東京出張のときに、時間があれば神田神保町の原書房様に立ち寄りしていました。
しかし、最近は、両店ともまったく行かなくなりました。(中尾書店様、原書房様ゴメンナサイ)
理由は、行く必要がなくなったからです。
新刊の書籍は、アマゾンで買えますので、古書で、まだみたことがない四柱推命などの占いの書籍に興味があったのです。
もっと率直に言えば、自分の知らない秘伝秘法の看命法がないかを探し求めていたのです。
しかしながら、残念ながら満足するような本には出会えませんでした。・・・
それから紆余曲折を経て、台湾台中の陳永瑜老師に2013年に機縁を頂戴し、以後、毎年訪台を重ねて陳老師のご指導を賜っていますが、それからです。
日本の占い専門店に行かなくなかったのは・・・
遠くまで足を運ばなくては、秘伝秘法は近くにはなかったということですね。
さて、欽天四化紫微斗数の看命ロジックは、過去に日本で習った占いとは、次元が違うと言えば大袈裟に聞こえるかも知れませんが、それほど “異質” の命術であることは断言できます。
おそらく、明治維新の頃、はじめて西洋文明を目の当たりにしたのと同様の衝撃的なインパクトを、欽天四化紫微斗数はわたくしにもたらしました。
「こんな占術があったのか!?」
「まったく、みたことがない!」
日本にはまだ伝わっていなかっただけですが、台湾でもまだ欽天四化の歴史は浅く、かつその難解さゆえに、教えておられる老師もものすごく限られているようです。
それは台湾の有名な占い専門店の進源書局でも、紫微斗数の本はたくさんありますが、欽天四化の本は、わたくしが知る限り蔡明宏老師と陳永瑜老師の二冊しか知りません。
わたくしの余生は、この欽天四化紫微斗数を研鑽し習得することです。
還暦を過ぎ、今後の大きな目標が持てたことは、望外の幸せです。
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸 代表 田中宏明
芦屋占い処・占風鐸