欽天四化派の紫微斗数を学んでから、飛星派で命盤をみることは少なくなりました。
でも、飛星派でもいろいろなことがわかります・・・
下図の命盤は男命で、有名人です。
財福豊かな妻(妻のご実家が裕福)に恵まれ、結婚後、豊かな生活をされました。
飛星派では夫妻宮に巨門。
巨門は易経八卦では兌宮(七星金星)なので、三女か末子の生まれのお嬢様との結婚が吉です。
実際、この男性は次女の方(末子)と結婚。
飛星派で巨門は五行で金、夫妻宮は子宮で、金生水の生宮で吉です。
さらに、夫妻宮から交易Aが子女宮に入り、田宅宮をAが照らします。
妻を娶ってこの男性は財運アップとなります。
しかし、妻もご本人も子供(息子様お二人)を溺愛し、お子様のことでご苦労される運命です。
夫妻宮と命宮からそれぞれ交易Aが子女宮に入ります。
しかし、子女宮が自化忌で「親の心子知らず」です。
子女宮は生年化忌もあり、飛星派でみてもよくありませんので、子女宮は問題の宮です。
子供のことで財を失う・・・
実際、次男様が誘拐され、高額の身代金と引きかえに子供は解放されました。
ある意味、象意とおりのことが起こりましたが、生命は無事だったので難を逃れたともいえるでしょう。
もし、このようなことが起こらなかったら、意外(事故怪我)で落命の恐れもあったかも知れません。
この男性の仕事はよくありません。
官禄宮が自化忌。
田宅宮から交易Dが夫妻宮に入り、冲官禄宮です。
しかし、福徳宮から命宮に交易Aが入り、この人は好命の人です。
因みに、欽天四化派でみると夫妻宮に巨門B。
やり手で財福厚い婦人と結婚ですが、来因宮・子女宮がD-Dで破格。
これは田宅宮にも少なからず影響し、家運、財運はよくない命となります。
子女宮・大命を過ぎて第5運からよくなる命です。
子女宮のD-Dのよくない原因は平衡でみてください。どなたが原因かがわかるはずです。
やり手で財福厚い婦人と結婚ですが、来因宮・子女宮がD-Dで破格。
これは田宅宮にも少なからず影響し、家運、財運はよくない命となります。
子女宮・大命を過ぎて第5運からよくなる命です。
子女宮のD-Dのよくない原因は平衡でみてください。どなたが原因かがわかるはずです。
きょうもお読みいただき、有り難うございました。
占い教室・占風鐸 田中宏明
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