ネタがないので引っ張ってスミマセン(汗
本来の(?)甲武信の醍醐味的なベスブ石や柘榴、松茸水晶なんかが
出てこないのにここまで引っ張っちゃって申し訳ない限りです><ノ
甲武信と朝飯前の採集品については、どうしても褐鉄鉱が多くなり
鉄錆も普通にあって全体的に地味に見えてしまいます。
薬品処理やブラシでゴシゴシなども、程度によっては表面につく鉱物を
ダメにしたりするのでなかなか難しいところです。(汗
先の記事では水晶の表面にある板チタン石の画像を紹介しました。
鋭錐石もそうですが、確かに水晶表面にないと目に留まらないわ。w
ある程度採集品の処理が終わったところで一通りルーペで見てみたら・・・
褐鉄鉱の母岩に板チタンがあるものがいくつかありました。
基本、褐色薄板状結晶なので、褐鉄鉱についてりゃ見逃すわー(笑)
ダイアモンド以上の屈折率で輝き、結晶の形状と条線、色合いで実は
探しやすかったりする。 朝飯前には、気付かないだけでチタン鉱物が
結構あるんじゃないかなぁ・・・。
母岩中のもの。 3~4個くらいの結晶がずれて折り重なった連晶。
いろいろ見てるのですが、めっさ小さい円柱状の金色の物とか
チタン鉄鉱っぽいインクルージョンとか・・・まぁ全てルーペサイズなので
どうでもいいかw 勿論、黄鉄鉱や黄銅鉱やらのマガイモノ系はちゃんと
除外したうえでですけど・・・。
水晶では、こんなものもありました。
蝕像のような群晶。 灰緑~灰紫などの微妙な色合いで、ガサガサして
綺麗なものではありません。 ここまでくるとインクルージョンなのか
元素由来なのか単なる付着物なのか、判断も面倒になってきます。(-_-;)
こちらも透明感のない小さな水晶です。 しかしながらこの産地は大抵
インクルージョンとして緑・白・褐色などがありますが、こちらはちょっと
変わった色合いでした。 カメラ~PC経由なので皆様にどう見えて
いるか・・・現物もかなり微妙な色合いです。(笑)
あえて言葉で言うなら、「灰青緑」かな?@@;
採集した時には、「おぉ、青いぞ!!」とか思ってキープしたんですけどねw
ま、鉱物(に限らないかも)の色に関する考察的なブログネタも10年以上前
からあるにはあったので、いずれは具体的にしようとは思ってるです。(汗
でも、かなり偏屈なヲッサンが浅知恵を根拠に管を巻いている程度なので
上から見えた方は、是非スルーせずに生暖かい目で突っ込んで下さい。^^;