デミオが納車されて4か月程経過した。
3000km程走って、この車の長所・短所が何となく分かったような気がする。

まずは長所から。

スカイアクティブエンジンは、実用域での扱いやすさは抜群にいい。
涼しくなってからは、渋滞の多い市街地走行中心でもリッター15km強は確実に出る。

ハンドリングもマツダ車らしいどっしりとしたモノ。
ボディーの軽さや勇ましいエンジン音が、走る歓びを際立たせてくれる。
小回りも効くし、街中でも扱いやすい。

高速走行もどっしり安定していて、長時間運転しても疲れない。
エアコン全開でリッター20kmの燃費は、1300ccとは思えない程低燃費だ。

デミオ フロントから


もちろん短所も無くはない。

売りの一つのi-stopだが、作動条件が結構キツイ。
気温が35℃を超えてたらまず作動しないし、低温時もまた同じ。
事実上、真夏はi-stopの恩恵を受ける事は少ないので、燃費がガクンと落ちる。

もう一つの売りであるi-DM(インテリジェント・ドライブマスター)も、少々疑問符が付く。
渋滞にはまったり、遅い車に前を走られてしまうと得点が稼げない。
対して高速走行時はストップ&ゴーがないので、ほぼ5点満点。

しかもi-stopとの連携があまりよろしくなく、発進時はほぼ毎回踏み込み過ぎの表示が出る。
何か車に怒られているような感が無きにしも非ず…。
(実際そんな風に感じる方は多いようで、この機能をOFFにしている人もいるとか)

あとは、小物を入れるスペースがもう少し多ければなぁ…と思う。
シート下にトレイを設置して、小物置き場にしたりはしているが、やはり少ない。

もう一つは、低速時にステアリング操作にゴロゴロ引っかかり感があった事。
どうやらメーカーでも把握していたらしく、対策品のステアリングシャフトが出ていた。
もちろん保証期間中なので無償で交換してもらい、以降は違和感はない。


4か月の間に、あちこち自分好みにモディファイしてみた。

一番のお気に入りポイントは、リアバンパーの赤い反射シート。
この部分、輸出仕様車にはリアフォグランプが入るスペース。
国内仕様は黒いまま一体成型されているだけで、反射板すら付かない。

ここに反射シートを貼る人は多く、ネットオークションでもカット済シートが出ている程。
それだったら自分で作ってしまえ!と、シートを入手し自分でカット。

この部分は曲面になっているんで、意外と難易度高かったが、仕上がりは上々。
何かリアが引き締まった印象に…まぁこれが本来の姿に近いと言うのもあるが。

デミオ リアから


もうすぐ本格的な冬に突入する。
既にスタッドレスタイヤは購入してあり、準備万端。
冬タイヤ装着時の燃費の変化とか、あれこれチェックしていきたいと思う。。。