子育て◇
こんにちは
桜満開になりましたね
春の陽気は心のようなもので
美しさの中にいつかは移りゆく変化を感じてしまい
いつまでも変わらぬ姿を求めたりもしますが
桜からしますと、咲き誇る時も散りゆく時も
良いも悪いもなくただそれが自然の流れで
移り変わるときには移り変わればいい
執着だけが邪魔で、人に対して次の変化を楽しみ
新しい種を作ってはそれを花咲かせ
みんなで楽しみなさいと
言っているようにも感じます
（平城京と近くの佐保川の桜です
）
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今年に入ってから子供さんを授かってられる方が
たくさんおられましたので子育てについて参考になればと思い
少し書かせていただこうと思います
また親から受けた躾や教育を内観しましたら自分自身のことがより深く
見えてくるかるかもしれません
子育ての教科書はあくまで全体的な参考書程度のものはありましても
どうしても同じ子供さんでも生まれ持った個性や性質がありますので
絶対にこれをあてはめるというのは難しく、親御さんも今世の肉体レベルでは
大人でありましても魂レベルではまだ若かったりしますので
子育ての細かい部分は親御さんの個人力や観察力、境地
何より日々の学びだと思います
人は誰でも生まれてきた目的があります
その目的は天命でない限りその方の天から与えられた才能を
伸ばすことや感情を味わい表現する為にと、置き換えられてもいいと
思うのですが、子育てにとって一番大事なことは、その目的を果たせるように
そっと手助けしてあげることです
といいますよりもこれしかありません。
また何よりまず親が自分の思い込みやエゴではなく心の開放をし
子供からのメッセージを純粋に受け取りやすい状態にしておくことが
必要になってきます。
子供にいきなり親の既成概念を植えつけようとしますと
その子供は一生それに縛られて、多くの場合はそれで苦しみます。
次に感情の扱い方をきちんと教えてあげます◇
感情に善悪などなく、怒ったり泣いてもいいのだということを
優しく教えてあげます
ただ、それを相手に向けてやると問題を起こすことを教えてあげるんです。
将来キレやすい子にならない？と疑問に思われる方も
おられかもしれませんが、感情を抑制することを教えることで、
どんどん内に積もり積もって最終的に爆発しますのでならないんです
感情を味わい、表現することを教えられた子は、成人してからも
感情を上手く手放すようになります。
子育てで最もやってはいけないことは感情の抑制です
そして「感情を伝える」ことも教えます◇
疑問に思ったことや、自分がされて分からなかったことに対して
傷ついたりした場合その相手に直接相手の目をみて静かに自分の
思いを伝えることを。
段階的に分けますとこれはインドの教えでもあるのですが
「子供が６才までは王様に対するように、それを
過ぎたら王子様に対するように、そして思春期を
迎えましたら友人に対するように子供さんに接してあげてください」
子供が物心つかない間は、何を言っても優しくハイハイと
聞いてあげてほしいんです
なぜかと言いますと子育てで一番重要な時期（生まれてから６才の間）が
ここにありまして、大人（アルファー波＋ベータ波）と子供（シータ波＝潜在
意識に繋がりやすい状態で良くも悪くも潜在意識に強く記憶されます）では
全く普段過ごしている脳波が違いまして
後からでは修正できない部分なんです◇
この時期に
子供が完全なる受容と愛に包まれる必要があります∞
「あなたはそのままで愛される存在なんだよ」
「なんでもできるんだよ」
ということを体感させる必要があります。
（↑親もまた子供と一緒に今まで形成してきた既成概念から
子供からのメッセージ「もっと自由でいいんだよ」という自分を開放する時期で
同じような言葉を自分自身に言ってあげられてもいいと思います）
これができないと大人になってから、不安を感じたり
愛から分離された感覚を持つようになってしまいます。
その後、子供に分別がつくようになってきましたら
ようやくこの時期に社会のルールや常識、相手の気持ちになって考えること
迷惑をかけない生き方を教えてあげます
子供が思春期を迎えますと十分自我が育ってきていますので
同じ大人と接するように子供の意見をよく聞いて、尊重し接してあげられた方が
いいと思います
多くの方は自分の子供に対して良い子に育って欲しいと
思われると思いますが、良いや悪いというものをベースに
してしまいますと、その中には条件付けられた親の理想
や都合、エゴが入ってしまいますので、
それは結果であって、ただ無条件に
愛し健康であって信頼してあげる、そしてできるだけ
自分のことよりも子供のことを優先してあげる
これしかないんだと思います
因果の法則で、もし親が子供に対して
自分が買いたい服があっても子供にだけ買ってあげたとか
自分のことを犠牲にしながら子供のことを優先されましたら
子供は必ずそれを見ていますし、親以上に分かっています。
ですので、その子供もまた自分が親になった時に同じ行動をするんです
今の日本の一番大事なところをみているような気もします
また大きく話は変わりますが
学校を通じてお母さんや子供達の相談にのらせていただいていた時に
強く感じたことはDVを受けた子供さんの親もまた、その親から
DVを受けており、何か極端なトラウマや心の傷をもってらっしゃる場合は
その方の親もまた同じようなものをもっているケースが多いです。
ですので生涯を通じて幼い頃から両親から受けた何らかの思い出したくない
記憶や、今のあなたの前進を止めネガティブにするエネルギーが親にあった
場合、その親もまた親から同じようなことをされ、さかのぼれば誰の
責任でも突き止めようがないことが分かると思います
それでしたら許しを大切にされ、親と子が互いに責め合うことをやめ
同じ痛みを分け合った家族として
誰よりも大切にされましたらその因果はきっと消え
その変わりに新しい今まで感じたことがなかった
感謝の道が待っていると思います
