空気 | 季節の横顔

季節の横顔

昭和10年に刊行された祖父の随筆集『季節の横顔』によって,昭和初期という時代に生きた人々の様子,また時代を超えて共通する想いなどについて語るブログとしてスタート。
・・・今では単なるつぶやきノートです。

たーぴんが小さかった頃の
あの天然系の名言はさすがにもうなくなったけれど、
でも、天然なのか狙ったのか微妙なお言葉がありました。


朝ご飯を食べながら
「携帯電話って、ホントに便利だよね」
という話をしていたときのこと。



「お母さんが子どものころなんて
 そういうのはサンダーバードとか
 ウルトラ警備隊の装備ぐらいでしか
 考えられなかったよ。
 腕時計の文字盤をパカッと開けると
 テレビ電話だったりとか・・・
 SFの中に出てくるも
 未来の道具だったんだよね」


するとた~ぴんは

 「もうお母さんの考えてた未来を
  すでにある意味超えちゃってるんじゃない?」


「ある意味」とか言っちゃって、
なんかもうすっかり訳知り顔の少年。



で、私。
 「そうだね。
  SFによく登場していたエアカーは
  さすがにまだないけどね。」



た~ぴん
 「なに、それ?
  車を運転するフリするの?」




エアギターじゃないって。