いや強いのですが、見ても判るように誰も動こうとしないんですよ。前場はそれでも動きがあって、換金やアンジェスのように買い上がるみたいな感情的な感じはありました。ですが、後場になったら全く問題がないというか投げは出たが買いが入らないのでして、それでいて空売りが買い戻しにくいという地の強さみたいなのがありました。
つまり、投げなきゃ、買い上がれば、上に向かった株式は多いと思うのですが、そこがこの市場の弱い部分で個人投資家がこの日経平均の位置を嫌うのと、国内金融法人が動けない時間帯に入ったのとが重なってしまったような睨み合い。だから、この市場に関しては短期売買と割り切った個人は参加しても中期的な目線は今は静観、換金のみと言った具合なんです。
大口投資家や外人が居ないと短期売買は無理なのですが、普通に問題がない市場と思うならば、指数に対して見劣りしてる一般株だから、材料株が引っ張ってくれないと苦しいんですよね。総裁も決まって三連休だから、指数触りにくいんだから。