ここで大事な事は、大きく下がった年末年始で、本来思っていた2月3月は、もたもたしても上がるというか、大きく下には振らないような市場が求められます。それはISM製造業景況感指数から考えても、数字が50割れた時に過去起こった水準まで日経平均は下がってしまった事であり、気になるから次回発表の時は気にして来るとは思いますが、既に到達した下値が割れるようだと、本当にリセッションですよね。

 

もっと言えば、日経平均のEPSの水準は、それぞれ人の尺度はあるととしても、先の安値は1400円所の水準ですよね。いくら悪いと言っても今の経済では2割以上の減収が日経平均上で折り込まれたということになります。かといって、それら織り込むにはもう少し先まで見なきゃいけないのは、電子部品のサイクルや工作機械のサイクルがもう少し時間かかるんで、「結果的ボトム」とは思っても、中々はっきりしないということになります。

 

だから、先物の外資の動きであるとか、テクニカル的に一休みあるんじゃないかとか、気を使いながらこの市場は見なきゃ駄目ですし、米中貿易もなんだかんだで三月だったりします。頭では判っていても、不安が多い投資は材料株思考になりますが、それでも信用が無いとも言えるから、回転が早いんですよね。

 

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