「NYの寒波が景気を押さえる」「中国のPMIが悪化」。そう言いながら大きく二度売られた前場ですが、それだったらNYの株式が下がるなら判りますが、日本株が凍えてどうすんねんと思ったり、中国の数字は昨年10月に一定の投げが成立して、この水準までの話もありました。だから、きわどいですが10月安値をそこから割っていないのです。今日だって今のところしっかり。
だから、日本は別の事で売られているのであり、基本的にはこの市場は朝の20900円を超えさせるには、外資系が買いたくなる何かが必要で、週末であるし、米国経済数値、米中貿易協議が行われるとなったら「買い控える」のが普通だと思います。ですが、朝も書いたように「なんとなく買いたい」気分で流れていた市場は外資の売りで意気消沈して、やっと反発してきた軽量級を慌てて投げていますよね。
いや、こういう状況だから仕手材料株なんだという感覚が大事で、はじめからこの株式市場は「需給」に縛られた相場で、色々言われる上げ下げ要因はいつ話で同じこと聞いたのか、継続する案件なのかとか、考えなきゃなりません。米中貿易が上手く行かない限りは来期は見えないんです。が、それで売ったんだから、それに関しての結果待ち。