空売りの話題が市場に出ていますが、ベア型のETFの増加は以前指摘してきた通り。個人だけでなく地銀までが売っていたのですが、時間的には限界のある運用にヘッジがヘッジになっていないのではという気がします。しかも、3月末ということになれば、決算跨ぎで今の評価損をそのままにしますかね？

 

また、昨年の11月と違うのは市場に過熱感が無い事や最高益のその時期からの今に向かう伸びと、1～3月決算が悪いがその先では米中会談などの進展や半導体や電子部品の出直り需要とスマホなどは落ち込んでも総体的には落ち込まないという事実等から、私でなくても「一般的に」今の時期がボトムになる可能性が高いと言われています。

 

だとしたら、昨年の11月のような低レシオから抜け出せない雰囲気から、レシオが正常な状況に戻ることも考えられます。もちろん、4月になって来期の数字の見通しを問う動きになれば調整は仕方が無いですよ。ですが、シカゴ投機筋の失敗からくる為替やその失敗した人から経済的な弱気を聞くのは、どうかと思うんですよね、

 

こうした市場は強気になり難いでしょうが、実際好業績が続くし、来期も期待出来そうな企業は少し割高まで狙ってもいいんじゃないかと思うんですよ。ただ、それはそうならなかった時の事を自分で理解し、割り切れる人だけなんです。実際に企業収益が悪い中で、強気投資するというのはそういう事なんです。

 

上がる噂で売買される方は別ですよ。

 

2162NMS、4527ロート、4335IPS