さてと、SQ前の買いが成功するかどうかですが、想定の日本の成長率の低下や米国の貿易赤字拡大が出て、どういう事になるのかです。米国がそれを受けて日米交渉できつく来るかもしれないし、為替について何か動きがあるのかもと思っています。ただ、投機筋の失敗はきつく、どちらかと言えば需給から為替は来ていると思うんですがね。
もう一つはEUがどういう政策に変わるのかもポイントで、伝統的な金融政策に戻ろうとしているのが変化するかどうかというのも大きなポイントになっていると思います。
ですが、そういう能書きよりもここで個別の動きが大事でして、それでもバイオで来るのか、他に行くか、調整に入るのかが大きなポイント。昨日の後場の動き見ても先物の強さは光っていますし、GSやクレディの買い手口も目立っています。ここは需給と株式独特の先取りに向かうかどうか、分岐点だと思うんですよ。
そういう時に「下がっていた物」が反発することが大事で、特に好業績が下がったままが多いから、そういうのが市場を嫌な気分にさせたり、常識が通じないから、いくら個別株で急騰物が出ても盛り上がらないのです。勘が試せない市場ほど信用を無くすものですから。
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