通常なら買いなんだが・・・。 | 源太の株バトル

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NYの大幅安に権利落ち(200円余り)が乗ってくる今週の展開。一目均衡表の基準値を割って来るのは必須で、雲の位置も高くなり始めるから、相当な至難の状況になります。一方で今後は組み入れもあるから今のいわれている範囲内ならば買う向かうことが考えられるのですが、そのままで良いのかどうかが昨年末から新春の下落で、「不景気入り」という言葉で不安感が相当増すと思います。

 

良い話はここからは見つけ難いというのが一番の課題でしょうが、根本的には、年度末で為替予約が入りやすいのと、今年は世界的な運用難で、運用先が米国債になる可能性が高いという事。逆金利はこうして生まれた物でしょう。FOMCの方針が決まって、好感したはずの市場が、同じ材料でネガティブに変わってしまったということになります。

 

こうした動きは売り方にとっては、「ここしかない」というタイミングで、円高になりやすい時期、売り買い人の少ない時期、ドイツが悪い数字出すことが判っていた日、英国のEU離脱が難航してきた日など、多くの事が重なった今月の8日のSQの日に似ています。

 

個別株も「評価」の問題で、その企業の良し悪しが判らなくなってきますから、買った時に「何故」というのが腹に無かったら、動揺してっしまう部分が有ります。でも、4月から為替は逆現象が起きやすくなるんですよね。ただ、その時に更なる長短金利逆転が不気味になるんですが。

 

通常ならが通じるかどうか考える日です。

 

3837アドソル日進、1954九電工、3836システムインテグレータ