<昔話> 日産サンタナVW(負の記憶) | ぎっちょ31  

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蒼き時代より共に生きる

「50代でも知らない人は多いんじゃないですか?」だと

「スタンザ、オースター、バイオレット、リベルタ」・・・全部知っとるわ!

まあ、たしかに人気無かったけどね

 

もっと言うなら「サンタナ」は知ってるか!?ってハナシ

日産のノックダウン生産なのでそもそもはVW車

当時からカッコイイ車とは思わなかったし

こちらも不人気車だったが

一部のクルマには詳しくないが「そこいらの国産車じゃないヨーロピアンテイスト漂う車。これオシャレじゃね!?」くらいのノリの人が買ったのかね!?

このサンタナにはいろんな後悔の想い出が湧くので、負の記憶で、なんともいえない気持ちになる

 

当時、オレなんか眼中にないとオレは思っていたし

彼女側は彼女側で彼氏も居るし、現状になんら不満も無い生活を送っている・・・くらいに思っていた

オレよりもちょっとお姉さんが居ました

彼女は当時ではシャレた職業とされたハウスマヌカン

 

小柄でしたがカワイイ娘でしたよ(というよりシブめの粋な顔していました)

その娘が(というかオレよりお姉さんですがね)サンタナに乗ってました

そんで、オレがクルマ好きだってのを知っていたし、ある時に「オレがメンテしてあげようか」なんてノリで話したら

お願いしたいみたいな流れになった

その時の彼女の顔というか、その日の仕草ひとつとっても

普段は見ないような無邪気な表情が今も忘れられない

言うならば「初デートの時のオンナの顔」なんですな

ちっちゃなワンちゃんをサンタナに乗せて、クルマもオレに運転してねと言うから

オレがサンタナを運転した

助手席で彼女はワンちゃんを抱いて無邪気な笑顔をしていた

いや、こうやって書いてるだけでも、なんかイイ思い出じゃないのを感じる

彼氏は居て当然と思っていましたがも彼氏は居なかったのか、居てもイイ毎日を過ごして無かったんでしょうね

店ではオシャレでカッコイイ、ハウスマヌカンでお客からもカッコイイと思われていたでしょうし

オレだってちょっとシブめのカッコイイお姉さんだな・・・と思っていましたが

あの日の無邪気な笑顔が、これが本当の彼女なんだな・・・と初めて感じました

どこか影がある娘でした

 

まあ、なんでその後がイイ思い出じゃないのかは・・・話しません

オレだって洗いざらいさらけ出すつもりもないですからね

 

悪いことしたし

悪いことも言ったな・・・と悔やみます

 

まあ、悔やんだってしかたないんですがね

オレも若かったということでしょう