<永久保存版> 重たくって飛べやしない | ぎっちょ31  

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蒼き時代より共に生きる

去年の夏も夏、クソ暑い頃に

レインウェアを注文していましたが

すっかり忘れた頃に、入って来ました

も~忘れとったがな・・・

 

特にシマノをご贔屓・・・ってワケではありませんが

「ダイワ」はチャラチャラしたガキっぽい、「がま」は上物オッサンお決まりコースっぽい、その上ここ数年のデザイン性が誰のデザインか疑うようにセンスが無い

釣りベースのメーカーじゃなくてもイイのですが、安く仕入れられるので

結果的にシマノになってるだけ

 

「がま」もさ、今年のカタログなんか

一時期よりはおとなしくなったかな!?とも感じるけど

 

トライバルデザインはなんなのでしょう!?

誰の趣味なんでしょう!?と思う

 

バッカンだって以前のような「右」でイイと思うけど

わざわざ「左」、ファイヤーパターンのようなトライバルデザインを付け足す

 

もう

こんな単車が「カッコイイ!」というセンスと目クソ鼻クソです

 

わざわざコテコテにせずともシンプルでイイと思うんだけどね・・・

 

 

コレは何にでも当てはまることができます

 

 

その昔、オレの自身の竿もハデでした

要らぬ「飾り巻き」もしてたし

それもクソ長く巻いて「いかにもオリジナルのカスタムロッド」とミテクレを飾り立ててました

 

でもね・・・

 

竿師として職人の道を数年歩き始めると

ある時くらいから

逆ベクトルになってきたのです

 

♪情熱だけで生き残れたら、どいつもこいつもヒーローだよ

飾りたてたるマントの艶やかさ

「良かれ」仇成す、重たくって飛べやしない

 

飾りたてて何になる??

重たくって飛べやしない

 

それは「石鯛竿」を組む時にもそのスタンスがあります

だから、オレ自身の石鯛竿は「下巻き」すら巻いてません

 

下巻き部分の「白」は「塗装」です「糸巻」ではありません

 

もう何度もブログに書きましたが

特に石鯛竿の「穂先」はガイドひとつ付いてないベアブランク時に触る感触と

たったあの小さなガイドが5~6個着いた穂先では穂先の動きが変わります

せめて、胴のガイドのWラップは許せるとしたって(下巻きはデザイン性で要るなら・・・程度)

穂先は「Sラップ」であり、その「Sラップ」もできれば「ショートラップ」に越したことはない

 

もう何度もブログに書いたように

スポーツをする時はどうやってますか?ってハナシ

動かない時には

モコモコしてるベンチコート来て着ぶくれててもOKですが

 

いざ、己の身体能力の限界を出し切って闘う時には、動きやすい裸に近いカッコするんだろ?

ベンチコートやダウンジャケット来ては走らないのです

 

釣竿だって一緒です

 

飾りたてたるマントの艶やかさ

「良かれ」仇成す、重たくって飛べやしない

 

だから穂先の「Wラップなんてムダ以外の何物でもありません」

バットのダイヤモンドラップの飾り巻きだって「ムダ以外の何物でもありません」

いやね「手毬」ならイイんですよ

これはロッドビルダーによって価値観は様々でしょう

でも、ウチの考えは

「必要悪(必要重)」はイイ(たとえばブランクスペックを上げるためにカーボン素材の量を増やす、ブランク肉厚をUPする・・・それによるブランク自重のUPは必要重

でも、不要な「飾り」で、重さが増えたり竿の調子が狂うのは「道具」として「本末転倒」なのです

ウチは、そんなスタンス