うちには中学生の娘と小学生の息子がいて、もう小さい頃のことはだいぶ忘れているんだけど、この間一生懸命過ぎて子供に暴言吐いてるお母さんを見かけていたたまれなくなり、なぜだか過去の私のことを書きたいと思いました。



私は、娘に「ちゃんとした子」になってほしくていろんな制限をしてきました。


制限といっても、世の中の常識でいう普通のことですよ。


おもちゃで遊んだら片付ける
ご飯の前にお菓子は食べない
ご飯は座って食べる(児童館とかで歩きながら食べてる子に注意をしない親が理解できなかった)

とか。

あとなんだっけな?
忘れたけど。 
とにかく細かく色々言ってたような気がします。


そうそう、小学生になってからもゲームは1日1時間までとか、本を読んでてもご飯の時間になったらやめてみんなと一緒に食べようね、とか言ってました。
(あー、ご飯のことばっかり。私が料理得意じゃないのに頑張って作ってたことの反動だな 笑)


娘は私の言うことを素直に聞くような子じゃなかったので、バトルになることも多く、私もなんとか「ちゃんと」させようとしてよく怒って一緒に泣いてました。


食べ物にも気を使っていて、できるだけ無添加のものや、野菜も農薬があまり使われてなさそうなものを選び、お菓子もずいぶん長い間赤ちゃん用のおせんべいやボーロを食べさせていたと記憶してます。

チョコは3歳になってから!
と思ってたし、
ママ友との会話でも3歳前後になると
「チョコ解禁した?」
っていう話題になってました。
私がそういうことを気にしてたから、周りにも同じようなママが集まってたんですね。


娘は本が大好きだったので、毎日絵本を「読んで」と私のところに持ってきました。
私は読みたくなかったのに「読んであげなきゃ!」という気持ちで毎日10冊くらい読んでました。


体にいいものを取り入れることも、子供に本を読み聞かせることも、それが楽しければもちろん良いことなんですが、「〇〇は体に悪いから〜」という脅迫観念だったり、「読み聞かせはたくさんしたほうがいい子になる」と思ってイヤイヤやるのであれば逆効果です。


あの頃は仕事も何もしていなかったので、娘のことしか頭になく、娘がお昼寝中や夜寝た後の読書が唯一の息抜きでした。その頃よく読んでいたのは、それまで読んだことのなかった自己啓発系の本です。今思えばずいぶん疲れていたのだと思いますが、当時は疲れていることにすら気づかなくて、でもどうにか楽になりたくて、手に取っていたのだと思います。
その後、お金をかけて潜在意識やこの世界の創られかたも学びました。


その当時は頭カチコチの常識人間だったので、知識が入るばかりで腑に落ちず、なかなか現実も変わりませんでしたが、6年かけて少しずつ行動に移し、やっと自由な世界を手に入れつつあります。


その頃は「お母さんにもたまには息抜きが必要」みたいなのを見たり聞いたりしても、自分が何をしたいのかも何が好きなのかもよくわからなかった。
私と同じようなお母さんってたくさんいると思います。
その渦中にいるとわかりませんが、お母さんと子供は繋がってます。もっというなら全世界の人間全員が繋がってます。


子供を本当に大切に思うなら、子供を信頼して余計な手出し口出しをしないこと。
そして、お母さんが自分自身を大切にすること!


これしかありません。


どんな人にだって無限の可能性がある。
子供に指図や口出しをすれば、子供の可能性を奪うことになります。
子供を信頼して、すべてを子供自身に任せれば、勝手に素晴らしい人間に育ってくれますよウインク