「死ぬときに後悔すること２５」という本があります。
著者は終末医療の専門医の方。
彼はこれまで１０００人以上の死を見届けてきたのですが、その中で死の直前に後悔を口にする患者さんを多く見てきたようで、それらのエピソードを紹介されている本です。
人が死ぬ直前に後悔することがいろいろと紹介されていて、中でも一番印象に残ってるのは
「夢を叶えられなかったこと」
ただ、夢を持っている人がみんな実現できるとは思いませんが、夢を叶えられなかったことに後悔するというよりは、
「夢を叶えるために全力を尽くせなかった」
ということに後悔している人の方が多いのではないかと思います。
以前、私の知っているラガーマンが若くして白血病を宣告されました。
彼は非常に豪快な人物で、まさか自分が病に犯されるとは思ってもいなかったのですが、病気を宣告されたときに
「俺は今までの人生でやりたい事をやり尽くしてきたから後悔はない」
と言ってました。
正直言って、死ぬかもしれない病気を宣告された訳ですから、かなりの恐怖はあったとおもいます。
しかし、格好悪いところを見せられないということで、あえて強がりを言ったと思われるこの言葉にはしびれました。
その後、、彼は不屈の闘志で病と闘い、見事に復活していまは元気に、そして毎日全力で生きています。
人間はいつか必ず死にます。
もしかすると、明日かもしれません。
もし、明日死んでしまうとしたら、あなたは何を後悔しますか？
夢を叶えるために、いま全力を尽くしていますか？
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