先月、要介護認定が予想外の 『要介護4』 だった。

認定調査は、うちの市は、近くの事業所のケアマネがこられます。


今回こられた調査員は、近くのディサービスのみ行っている小さな事業所のケアマネの方でした。

まず、玄関に入ってこられ、私に「わぁ~、元気の良い方ですね。声がとても元気そう」と言ってくれました。

そして自己紹介され父のことを少し話しはじめると、
私に「同席者は、お孫さんで良いですか?」と聞かれ、(ものすごく好印象!!+500点)
「娘です。孫と間違えられてすごく嬉しいです。」
「よくできたお孫さんと思って感心してました。そうですか、娘さんですか?」
若く見てもらえたことが、この調査員にとても好印象を抱きました。(単純ですが・・・)

「私、声がこもるんです。だからよく通る声、羨ましいです」と言われました。
単に声が大きいだけなのですが、うちのケアマネも「お年寄りは、声が大きくないと聞こえづらい」
と言っておられ、調査員の"声がこもってしまう"事は、ケアマネにとってはかなり不便のようだ。

父のこともよく観察され、日常の介護の話などをして、
「なんでそんなに元気なんですか?」と聞かれ
「辛い日々を過ごして来て自分の気持ちの持ち方を変えたのですよ。」など話し、
「ジョージ・マイケルの歌に元気をもらいました。」と話すと
「私もジョージ・マイケル好きですよ~。かっこいいですやん!!!カミングアウトしたの、あれ、いつでしたっけ?」と
そこから調査員と私はあれこれジョージ談義に花を咲かせました。

楽しかったです。ジョージ・マイケルの名前は、みんな知ってるけど、みんな過去の人という感じなので、とても嬉しかったです。
調査が終わり、「帰ったら久々にYou tubeでジョージ見ようっ~と!!」帰って行かれました。

この調査員にうちのケアマネお願いしたいと思いました。なんとなく自分と合いそうな気がしました。
でもショートスティがない事業所のケアマネはショートを利用したいとき、不利にならないかと心配。
どこに属していても同じと聞きますが実態は、どうなんでしょうか。難しいところです。

現在うちのケアマネは、定年退職された前任のケアマネから同じ事業所内の別のケアマネに引き継がれました。
こちらの事業所は、うちの父がお世話になっている病院系列の老健に属してます。
うちの近くの老健です。病院からの紹介で、三年前からここのケアマネになりました。
病院との情報交換も取りやすい。

新ケアマネは、ヘルパー出身の新人ケアマネ。まだ三回ぐらいしかお会いしてません。
年齢的に同世代なのですが、お話をきくと、うまく馴染めるかとても心配です。
私は、人見知りもなく、誰でもわりと馴染むほうなのですが・・・。
これから先、信頼関係が築いて行けるか心配。
ケアマネにあまり期待はしませんが、前任の方が人生経験も豊富で、年上ならではの気配りが出来た方でしたので、前任の方とどうしても比べてしまいます。


予想外の要介護4だったので区分変更を申し出て、今月もう一度認定調査にこられました。
今度は、胃ろうになる前にショートに行っていた老健のケアマネ。
こちらもやさしくてすれてなくて、すごく感じのよい方だった。

要介護4には、びっくりしたが寝たきりでも要介護4がつくことがあるらしいとの事。
サービスを余り使ってないのでよく考えたら、今のところは特別、要介護4でも不便はない。
ショートやデイの使用料も若干安いらしい。

再認定調査になり、たくさんの人を動かす結果になってたいへん申し訳思う。

そしてこれからは、判定が一回目で正確にでることを期待したい。
介護者はみんな忙しいのだから。

介護保険の黎明期には、半年に一度、認定調査が巡ってきた。一年に一度になり、
それが二年に一度になった。

父の介護の長い月日を思う晩秋の一日。