来週は、父の七回忌。亡くなって6年目だ。同じ土曜日が巡ってくる。
あの日、病院から電話がかかってきてタクシーで駆けつけたけど、大雨でタクシーが渋滞した。死に目に会えないと悲しいので途中から降りて病院まで走った。大雨の降った日だった。

父の納骨は一周忌にお墓に埋めているが、喉仏だけは、自宅の仏壇に安置してある。
亡くなってすぐの頃は、七回忌が巡る時に納骨堂に置いてもらおうとも考えていたが、やはりまた、母と同じく13回忌まで家に置いてあげたい。あと6年は長いようだけど、まだまだ手放す気になれない。

早い人は一周忌ぐらいで納骨堂に置いている。
檀家のお寺の納骨堂はうちの墓の真横にあり、いつもお墓と一緒にお参りしてる。

前に母親の毎月の命日に月参りに来られていたお坊さんは、喉仏は手放して良いと思える時まで家に置いておいたら良いですよと言われた。

その言葉を聴いてやはりまだ気持ち的には、まだ手放すのは寂しいのだ。

遺品もほとんど手つかずだ。まだ整理する気にもなれない。

あぁ、父もだんだんと遠くなっていく。
今年も父の祥月命日の翌日が父の日だ。

うちの裏の紫陽花はピンク。どちらかといえば青か紫の紫陽花が好きです。