今、高速バスの中で浜名湖辺りにいる。

このところの自分の移動距離と時間はハンパじゃない。



かんたんに最近の状況を振り返ると


4月9日（土）　　深夜バスにて東京から仙台へ移動
4月10日（日）　仙台で東北震災復興支援Toka !! 会を実施
4月11日（月）　気仙沼へ支援物資を持って慰問 & 情報収集
4月12日（火）　仙台から深夜バスで東京へ移動
4月13日（水）　ピースサミット参加、その後深夜バスで大阪へ移動
4月14日（木）　大阪から奈良、諸木野へ移動　女神プロジェクト撮影立ち会い、夜会議
4月15日（金）　朝６時起床、諸木野から京都へ移動、高速バスで東京へ
　　　　　　　　夜震災支援・笑顔プロジェクトのチャリティライブに参加
4月16日（土）　ユナイテッド・アース主催、東北震災復興支援セミナー講師として参加
4月17日（日）　人生冒険企画塾主催、東北震災復興支援セミナー講師、その後笑顔プロジェクト会議



まさに、
東へ西へ
である。


膨大に移動をするために、経費を節減している。
そのために主要の移動は高速バス、夜行バスだ。
なぜならJRを使用せずに移動すると、
経費が半分から３分の１になるからである。
その代わり、当然ながら身体はしんどい。


以前、サラリーマンをやっていた時代は、同じように強烈に移動をし、
強烈に仕事をしていたが
その分、移動に関する経費はかなり使った。
人の２倍、３倍仕事をしてるのだから、経費を使ってもあたりまえだと思っていた。


けれども、今はその考えを180度変えた。
仕事はバリバリする。移動もバリバリする。けれども
極力無駄なお金は使わない。
そうすることがとても大切なのであることが、ようやく解った。



これは、トライアスロンをしてきたことでも身に付いた。
トライアスロンの先輩方、チームメイトの行動規範はそうである。
無駄なお金を使わず、できる限り節約の努力をするし、チームで助け合う。
トライアスロンをしてきたおかげである。


かん８親分、教授、仲間のみんな
本当にありがとうございます。
様々に教えていただきました。



今回の震災を通じて、私たちの意識を変えなくてはいけないことがあると思う。
復興には多大な労力と資金が必要となる。



それをするために、極力無駄をはぶいていかなければならない。
電気も水も、食料も資源も、
ありとあらゆるものを大切に扱い、
無駄を無くしていく時代に入ったのだ。
そのために、助け合う。
みんながシェアをする。
独り占めすることをやめる。
できる限り、モノは手放していく。


そうすることによって、はじめて見えてくることがたくさんある。


人は、他人の痛みを自分のことの様に理解し、悲しみを共有することができるのだということ。
人は、他人が喜ぶことで、自分の喜びと感動も倍以上になるのだということ。
人は、本当に助け合って生きていけるのだということ。
人は、人だけで存在するのではなく、あらゆる生命の上で活かされていることを知ること。


そこに、本当の意味での
感謝の心が芽生える


今回の未曾有の東日本大震災では、多くの命を無くし、はかりしれないほどの心の傷を負った。

しかし、そこには、何かに気づいていきなさいというメッセージが込められているのではないか
とも思う。



この教訓を活かして、私たちは、新たな目を開きたいと思う。



新たな、
より良い社会、
より良い人間との関係、
より良い命との関わり方、
そういうものを創り出していきたい
と思う。


いや、
これは、本来、日本人が、太古の人類が元々持っていた美徳だったのだ。
そのことに、もう一度立ち戻る。


そういう時代が来たのだと、思う。