今にも目を覚ましそうな表情です
ホタテは、ずーっとココアの側に寄り添い離れず、ココアのお顔をペロペロ舐めていました
ココアが寂しくないように、直前まで着ていた私のTシャツを中に入れました
あと、娘からのお手紙や絵。
大好きだったサツマイモやおやつ、おもちゃなど。
天国支部にいる仲間たちへの手土産も含め持たせました
私の職業柄や、またココアがシニア犬だったということもあり、以前から色々とペナンの動物斎場のことを調べておりました。
万が一、うちの子たちに何かあったら、ここに頼もう!と思っていた斎場に今回依頼しました。
日本であれば、保管状況を完璧にすれば、亡くなってから2日くらいは一緒に過ごすことはできると思いますが、こちら亜熱帯のペナン島。
なおかつ、現在MCO(ロックダウン)ということもあり、自宅で数日間共に過ごすという選択肢は残念ながらありません
亡くなってから直ぐに斎場担当者に電話をし、夕方に火葬してもらうことになりました。
それまでは、保冷剤をココアのお腹付近などに置き、極寒というくらいにエアコンをかけて過ごしました。
今回我が家がお願いした斎場がこちら。
My Pet Funeral & Pet Cremation
ペットの大きさとパッケージ内容によって、料金は異なりますが、
Coffin Package、Basic Package、Economic Packageのプランがあります。
我が家は、自分たちで棺になるようなものを手配できているし、お花も用意しており既に綺麗にお支度してあるので、
骨壺と個人火葬が入っているベーシックパッケージを選択しました。
日本と違い、お骨になるまで斎場待機ではなく、火葬前のセレモニーが終わってから一度帰宅。
翌日に骨壺に入ったお骨を受け取りに行くというスタイルです。
また、多民族国家のマレーシアですので、オプションにはなりますが、各宗教の宣教師やお坊さんに来て頂き、お経を唱えていただくことも可能です。
※お花に関してですが、斎場に依頼すると菊系の物がこの国のベーシックらしく、そのお花が手配されます。
ですので私は、ココアらしい可愛いお花でお見送りしたかったので、土砂降りの中、マーケットに行き、奇跡的にカーネーショ
ンやバラなどを手に入れることができました。
またその後、フラワー問屋を見つけて今、定期的に購入しているショップがあるので、ご入用の方はご連絡ください
私たちは出棺セレモニーだけ行いましたが、葬儀担当者が、一人一人へ、ココアが天国に行きどのように過ごすのか、これまでココアと共にしてきた時間がどれだけ尊いものだったのか、お話してくださり、私たちはそれぞれココアに、
Thank you & Good bye
をゆっくり伝えることができました。
悲しみはもちろん深いですが、このお話のおかげで、私も娘も心が凄く軽く明るくなれた気がします。
スタッフの方の優しさやケアに、本当に感謝いたします。
最後の最後、点火の際、立会いではないので、その様子を動画に納めて送ってくださるのですが、これが結構衝撃的なので私は途中から見ることができませんでした
翌日、お骨を受け取りに行き、無事にココアは自宅に戻ってきました
昼間はリビングへ、夜は寝室へ骨壺移動の毎日
毎日毎日娘と一緒に骨壺を抱きしめています
ホタテは、御供えを狙っていますが、その前に必ず毎日骨壺をペロペロしています
ママー!ママー!
って、ストーカーのように愛くるしい笑顔で追いかけてくるココアの体がここに居ないのは、未だに思い出しては泣くくらい寂しいですが、ココアと一緒に暮らした濃くて愛しい11年間は、本当に私の宝物
全くもって後悔はありません
ココア!
たくさんの愛と笑顔と思い出をありがとう
暫くは、天国支部の強烈な仲間たちと一緒に楽しく過ごしててね
そして、将来ママが天国に行ったときは、真っ先に迎えに来てね
永遠に愛してる
Thank you COCOA