OKY!
OKY!
オーケーワイ!
オーケーワイ!
そう駐在員であれば誰しもか必ず一度は思うことOKY!
O(おまえが)
K(ここへ来て)
Y(やってみろ)
これは駐在員の中では有名な隠語である。
現地の事情を知ろうともせず、とにかく日本から無理な指示や要求ばかり送ってくる奴らに言ってやりたい言葉
それが「OKY」である。
まあ実際には面と向かっては言えないんですよ。
だって私達はサラリーマンであるため、会社に飼われた忠実な犬コロなわけですからね。
人呼んで社畜である。
多分これって永遠のテーマであり絶対に解決することはないと思うのだ。
そもそも現地の事情なんてこっちに来ない限り理解なんてできないんですよ。
人づてや本やネットの情報だけですべての事を理解できないのと同じなのだ。
厳密言うと理解しようともしてないんだけどな。
だからこそ、日本と同じ様に動かしたかったら現地人なんて一人も雇わないで全員日本人にでもすればいいのだ。
これも土台は無理な話ではあるのだが。
という事で、日本としては少しでも海外状況を理解して円滑に働けるように定期的に駐在員を入れ替えて経験を積ませるわけだ。
しかし残念ながらこの経験は何の意味も持たないのだ。
なぜなら海外から日本に戻った駐在員は駐在員だった苦労は忘れ、また日本で働いていた時と同じような考えに変わってしまうのである。
恐ろしい話である。
先日、帰任した駐在員の方は
「日本に帰ったら駐在員の苦労を絶対に理解してもらうようにするからな!」
と言葉を残し、駐在員たちの希望として帰任したが
数ヶ月経ったら今は
「いや、理解はするけど、やることやってもらわないとなー」
とあっと言う間に日本に染まってやがった。
これが現実である。
だから私も今日も明日もここに居る限りは永遠に思い続けるのだ
OKY
とね。