かれこれ一年以上とんとお目にかかっていない。
もちろん地面に座って小銭入れを前においてただ座ってるだけの人は今もちょいちょいは見かける。
あのアグレッシブに近づいてきて泣き喚き「帰る金がない!」といいながら金をせびってくる奴らを見ないのだ。
名を変えながら近くづいて来てはいつも同じセリフ、断ると罵詈雑言を浴びせ割れ、イライラしながら一日を過ごす羽目になる。
挙句の果てには次の日にマックからマックシェイクを飲みながらご機嫌で出てくるそいつを目撃したこともあった。
地獄に堕ちろ!
といつも思っていたのだが、コロナ襲来とともに彼女たちの姿はまったく見かけなくなった。
あんな奴らが今更真っ当な仕事をしてるとは思えないわけで、恐らくもっと金払いが良さそうな地区に移っていったのかもしれないな。
正直、コロナが流行ってこっちでもだいぶ店が閉店してるのを見かけた。
経済的にどれほどダメージがあったのかは知らないが、少なくても失業者は増えたんじゃないかと思っていた。
なので前よりは治安が悪くなるのかなと思ったけど、体感的には今までと変わっていないように思えるのでホッとしている。
それにしてもあんなに毛嫌いしていたはずなのに会えないとなると寂しくなるのはなぜなのだろう。
全然違う話だがこれを見てやっぱりアメリカって怖いわと思った。
昼でコレだもんね。
夜が恐ろしいわ。