お茶の間ゴロゴロな私が、ある日、気がつけば宝塚大劇場にいました。

学友が連れて来てくれたんですね……はい、経緯まったく記憶なし。
気づけば、真紅のシートが並ぶゴージャスな空間で、友がにっこり笑ってた記憶までワープ。

どうやって、ここまで来たの?(阪急電車です)←そういう事じゃない
アホの子・脳内メモリだだ漏れパワー、半端ない。
よくぞ無事に義務教育修了できたものです。(自分に拍手)←自慢できません

当時は今より観劇料金が格段に安く、阪急沿線住まいの気安さもあり(お父さんお母さん、ありがとう)、学生の財布にも優しかったんですね。
長年デフレが続いてるし、当時の金額に戻してくれても良くてよ、劇団さん?

友のチョイスは、月組『ME and MY GIRL』
舞台上に登場した、ある登場人物に釘付けに。

計算マコちゃんならぬ、玉の輿狙いのジャッキーことジャクリーン・カーティス。
娘役とは思えぬ、豪快でダイナミックなダンスに釘付け。
主役コンビをさしおき、ジャッキーの虜に。
ジャッキーのナンバーは、帰宅してから今に至るまで記憶しています。
(記憶の落差、激しすぎ)

あ、「ガンダム」と言いながら起き上がる、ビルのアドリブは憶えてます。
ビルの生きた国と時代には、ホワイトベースも、ジオン公国もありません。
なのに、あぁ、なのに……剣幸様、グッジョブ!(アニヲタ心の叫び)

終劇後、役者さんを確認。
「ジャッキー役は……涼風真世さん? なんてカッコイイ娘役さんなの♡」
この時、宝塚ビギナーだった私は知らなかったのです。
涼風真世さんが二番手男役(当時)で、今回の演目だけ、たまたま娘役を演じていらしたことを。

これが、私の宝塚的初恋の君・涼風真世様との出会いでした。
舞台のナマモノパワー、すごいです。
あの時の甘やかで眩しい時間と空間は、鮮やかな印象として今なお残っています。

ただ、初恋とは淡く儚いもので、私はさほど時を経ずして「you、こっち来ちゃいなよ☆」と天才プロデューサー社長が仕掛けた罠にハマるのでした…。
おかげで、出会いは古いのに、中抜けが長く、いまだビギナーです。
四半世紀超えの初心者って、どうなんですか、これ?
腐るの通り越して、ミイラ化してるんじゃ??

マジメな話、今なお初心者として学びの途上にあります。
ご指南、大歓迎です。
よろしくお願い致します。(深々と礼)

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