2024/01/23（火）花組『アルカンシェル』新人公演キャストが一気に出ました。
先に主演とヒロインを発表し、後日それ以外をバーン！が通常パターンですが。
今回は全キャストを一気にドン。
新公主演は天城れいん（104期・研６）
新公ヒロインは七彩はづき（107期・研３）
二人とも二度目ですね。
おめでとうございます。
正直、意外でした。
美空真瑠（105期）、鏡星珠（106期）あたりが候補だと思っていたので。
…と、これはLINEで教えてくれた友人の感想。
私も、ほぼ同感。
マルセル・ドーラン
天城れいん（104期・研６）
本役…柚香 光（105期・研15）
鴛鴦歌合戦に続き、新公主演。
新公・本公演とも、小柄で華奢な印象を抱きました。
本公演のおとみ（星空美咲）や、新公のお春(朝葉ことの）との並びから。
ところが、プロフィールでは身長172cmとな？！
観察し直してみます。
カトリーヌ・ルノー
七彩はづき（107期・研３）
本役…星風まどか（100期・研10）
ヒロインもそろそろ106期に分配するかと思ったよ。
七彩さん、推されてるんですね。
そういえば、阪急電鉄おでかけポスターモデル２代目やん。
※初代は詩ちづる（星組105期）
フリードリッヒ・アドラー
遼 美来（106期・研４）
本役…永久輝せあ（97期・研13）
はい、来た。来ましたよ。
秘かに「うーむ、美形」と注目してきた遼くんが二番手登板。
二番手をしっかり務め、いずれ主演を目指して頂きたく。
イヴ・ゴーシェ
美空真瑠（105期・研５）
本役…聖乃あすか（100期・研10）
鴛鴦歌合戦で秀千代（聖乃）＆空丸（美空）を彷彿としますなぁ。
今回、フランス人ですけど。
みそまる君は何でも出来る子ですし、いつか主演とれますように。
ジョルジュ
光稀れん（108期・研２）
本役…綺城ひか理（97期・研13）
108期は男前豊作期ですが、その一人が光稀くん。
予科コーラス（107期文化祭）の時から光ってました。
身長にも骨格にも恵まれてる光稀くんは、のして来ると思います。
ロベール
宇咲 瞬（106期・研４）
本役…帆純まひろ（99期・研11）
ほってぃ最後の役は、宇咲くんが務めます。
ほってぃから色々学んで下され。
ポーラ
美里玲菜（104期・研６）
本役…一之瀬航季（100期・研10）
一之瀬くんの役はポール
それを女子に転換して、美里さんが担当。
退団を控えたラスト新公なので、花を持たせるお役なのかな。
ピエール
希蘭るね（107期・研３）
本役…侑輝大弥（102期・研８）
希蘭くんは半分リアル・フランス人。
107期文化祭では、演劇Ａ組で主演を張りました。
ダニエル
月世 麗（109期・研１）
本役…希波らいと（103期・研７）
おおっ、研１さんに役がつきました。
しかも、路線男役の。
たくさん学びなされ。
クラウス
風美はる帆（109期・研１）
本役…天城れいん（104期・研６）
月世くん同様、研１さん。
しかも、路線の役がつきました。
ペペ
鏡 星珠（106期・研４）
本役…一樹千尋（専科59期・研51）
専科さんのお役を経験すると、学びが多そう。
新公主演に近そうなだけに、励み甲斐がありますね。
コンラート・バルツァー
夏希真斗（105期・研５）
本役…輝月ゆうま（専科95期・研15）
輝月さんは研４で、６期上さんの父親役を演じました。
（ビリヤードのキューで、ビシバシお仕置きしてたよね）
大人の男役を学べるチャンスです。
コーエン
青騎 司（104期・研６）
本役…紫門ゆりや
副組長さんのお役。
長の期として、広い視野で学ぶ機会になるかも。
オットー・フォン・シュレンドルフ
珀斗星来（104期・研６）
本役…羽立光来（94禁・研16）
羽立さんの役…という事は、歌うまさん？！
お姉さん（白雪さち花）同様に？
わくわく(^-^)
アネット
花海 凛（108期・研２）
本役…星空美咲（105期・研５）
次期トップ娘役・星空さんのお役。
…という事は、娘役２番手役。
大抜擢ですね！ おめでとうございます。
歌う場面がありますように。
ジャンヌ
初音 夢（105期・研５）
本役…朝葉ことの（103期・研７）
実力派娘役・朝葉さんのお役は初音さん。
一段階ステップアップできそうな予感？！
シルヴィー
稀奈ゆい（105期・研５）
本役…美羽愛（104期・研６）
名前からして、美人キャラっぽい役ですね。
本役が美羽さんなので、出番は多そう。
花売り娘
翠笙芹南（109期・研１）
本役…愛蘭みこ（104期・研６）
本作で退団する愛蘭さんが本役。
何か見せ場があるか、鍵を握るかするお役であってほしい。
マダム・フランソワーズ・ニコル
愛蘭みこ（104期・研６）
本役…美風舞良（82期・研28）
本作で退団する愛蘭みこ。
ラスト新公は長の期で、組長のお役。
演じ甲斐がありますように。
歌える場もあれば良いですね。
アンヌ
美羽愛（104期・研６）
本役…凛乃しづか（99期・研11）
本作が終ったら、花104期の娘役では最後の一人。
新公長の期となり、お姉さんになりました。
マリー
湖春ひめ花（106期・研４）
本役…糸月雪羽（100期・研10）
糸月さんが本役なので、歌う場面があるかな？
得意分野を生かせるといいですね。
シモーヌ
湖華 詩（105期・研５）
本役…咲乃深音（101期・研９）
咲乃さんのお役…という事は、歌うまさんですか？
歌う場面があると良いですね。
イレーヌ
星空美咲（105期・研５）
本役…鈴美椰なつ紀（102期・研８）
星空さんはもしかしたら、これがラスト新公？
次作からトップ娘役なので、その可能性はあります。
トップになっても新公に出演する人もいれば（例：真彩希帆）、卒業する人もいますね（例：華優希）
少年イヴ
真澄ゆかり（106期・研４）
本役…湖春ひめ花（106期・研４）
聖乃さんの少年時代ですか。
イヴは少年時代、マルセル（柚香）に憧れて…みたいな設定なのかな？
同期が本役だと、いろいろ聞きやすそう。
★次を見据えて
…うぬぬ。
オリジナル脚本だから、役名だけじゃ分からない事だらけ。
早く人物相関図が出ますように。
個人的には、次作以降に繋がりそうな抜擢が興味深いなと。
「センターを支える役」を遼美来、美空真瑠、光稀れん、花海凛らに振りました。
104期は大人の役、まとめ役などを任せて。
中堅どころには、105期生を配置。
注目されがちな路線男役には、新公学年でも下級生にチャンス分配。
★引っ掛かり
天城くんと七彩さん、連続登板。
天城は鴛鴦歌合戦とアルカンシェル、連続登板。
七彩も、鴛鴦は朝葉ことのにヒロインを譲るも、うたかたと本作でほぼ連投。
二人とも大きな穴もなく、そつなくこなしたと思います。
ただ、これといった『引っ掛かり』もない。
例えば、歌ですと「綺麗な声だな」とか「音外しまくりやん」とか。
どちらもそれぞれ、引っ掛かるポイントですよね。
そういった事が、私にはあまり感じられませんでした。
あくまでも、私個人の印象ですが。
『アルカンシェル』を通して、ガツンと印象づけてくれる事を期待。
連続登板のチャンスを生かす為にも。
★平日昼間に配信
新公配信は4/25（木）15:30…って、平日のそんな時間帯に？
アカンとは言わんけど、長らく夕刻スタートだったのでね。
新公は短縮版だから、昼間は舞台稽古に時間をとり、夕刻本番でも良いと思いますが。
働く人や学生も多い東京は、平日ソワレ上演の意味が大きい。
単純に夜公演を減らすより、観客のニーズと擦り合わせる必要があると思いますが。
劇団は「宝塚ファンは有閑セレブばかり」と認識している訳でもあるまいに。
今は客席が埋まってるから、単純に夜公演を減らしたんでしょう。
…が、水面下で席を埋める努力をしてる人達が存在してると思います。
（特に埋まりにくい平日昼の席を）
たとえば、生徒の私設FCとか。
頼りになりますものね。
（認知しない子に働かせ、バイト料をせしめる親の図みたい…）
急場しのぎで決めた事をデフォルトにせず、更なる見直しを図って頂きたく。
よろしくお願い致します。
▽頼むで、しかし。
