2024年4月10日(水)ブロードウェイ・ミュージカル『9to5』日本版舞台の上演が発表されました。
原作は同名映画。
舞台化され、好評を博してブロードウェイに進出。
英国ウェストエンドでもヒットを記録。
2024年10月、東京(日本青年館)上演予定。
大阪・福岡・静岡へも。
(静岡いくんやな~!)
(凱旋公演やな~!!)
メインキャストは…
明日海りお(主演)
平野綾
和希そら
別所哲也
和希そらは、退団後初舞台。
まさかの明日海さんとのタッグ。
舞台技術は高いし、女役経験※もあるし、不安要素ほぼなし。
※アナスタシア、WEST SIDE STORY とも大好評
平野綾は声優のキャリアも。
涼宮ハルヒの印象が強いです、個人的に。
阪急沿線が舞台ですしね、『涼宮ハルヒの憂鬱』
(小説原作でアニメ化)
『9to5』はタイトルからも想像できる通り、お仕事ドラマ。
大企業が舞台です。
(たしかコングロマリット)
(他業種を経営統合した巨大企業)
同じ会社で働く女性たちが協力し、迷惑千万なパワハラ&セクハラ男性社長に復讐するコメディ。
単に痛めつけるのではなく、業務に反映させる結果になっています。
顔こそ潰れないものの、社長自身にとっては超痛手な結末。
綺麗な形でスマッシュヒット。
宝塚歌劇団出身の明日海と和希が、ハラスメントと対決する物語に取り組む。
ある意味、興味深いタイミング。
コメディの皮を被せ、「面子は潰さず、実を取る」リアリズムも感じさせる話だと思います…が。
日本版、何かしらアレンジされるのだろうか?
下手なアレンジで、おかしな事になりませんように。
例えば、恋愛要素を絡めるとか。
社長役がイケオジ・別所哲也なだけに、やや心配。
下手に恋愛要素を盛り込むと、本来の意図や面白さが損なわれる気がするので。
男性スタッフは「(演劇の主要客層の)女性は恋愛好きだよね? よっしゃ、恋愛要素入れとけ」って考える人もいそうな気がします…というか、そのある種の優しさ、骨身に沁みてきた…。
それって、「男は格闘好きだよね。とりあえず、喧嘩させとけ」って発想と同じく、かなり乱暴。
性別による差異はあるけれど、性別でこうだ!と決めつけすぎるのは危険ですよね。
個人的に、男性は繊細でセンシティブな傾向があるように感じています。
女性の複雑さに戸惑い、気遣ってくれる事も多いですよね。
「女性はこういうの好きだよね」とリサーチしてくれるのも、男性の優しさ、サービス精神のあらわれだと受け止めています。
でも、そうやって慮ってくれる「あなたの気持ちが嬉しい」のであって、「こういうの」自体が好きって訳じゃない場合もあります。
「あなたの姿勢」が嬉しいのであって、差し出してくれたモノ自体は二の次、三の次だったりもします。
こういう事って、お互い様かもしれませんね。
男性もまた、女性が「こういうの好きでしょ」と押し付けてる事を喜ぶフリをしてくれてるのかな。
性差より、個人差が重視される時代になってきました。
私も昭和生まれの一人として、ものの見方をアップデートさせていきたいと思っています。
研音ニュース
https://www.ken-on.co.jp/headline/20240410_26520/
ステージナタリー
https://natalie.mu/stage/news/568758
▽ 楽しみでしかない…!