《さよならキンプリ》「涙がとまらない…」脱退する3人が歩む

“新しい人生”

「平野は韓国大手事務所と交渉中か? 神宮寺と岸は…」

5月20日、ジャニーズの人気グループKing&Princeは、NHKの音楽番組「Venue101」に出演し、5人体制での最後のパフォーマンスを見せた。

 

「こんなに泣くはずじゃなかった」

 22日に平野紫耀(26)、神宮寺勇太(25)、岸優太(27)の3人がグループを脱退し、23日からは永瀬廉(24)、髙橋海人(24)の2人だけで新生King&Princeとして活動していく。

 

 

 

番組では『ichiban』『シンデレラガール』『Beautiful Flower』の3曲を披露。『Beautiful Flower』の歌いだしの平野紫のソロパートでは、平野は涙を流しながら歌うことができない場面もありました。横にいた神宮寺が肩を叩き、その後メンバーが同時に歌い出す場面にはファンである“ティアラ”も涙を流したのではないでしょうか。

 

歌唱を終えた平野は『こんなに泣くはずじゃなかった。最後の『ありがとう』というフレーズもメンバー、ファンの皆さんにも言えたのですっきりしました』とコメント。リーダーの岸は『一生忘れられない思い出になった』と話していました」

 

King&Prince はジュニア時代の2015年6月に、「Mr.King vs Mr.Prince」の名前でテレビ朝日の応援サポーターとして活動を開始した。

「当時はイベント限定の予定で結成されたユニットでした。しかし、ジュニアの中でも人気のメンバーが集まったことと、ファンからの絶大な支持もあり、同年8月からは『Mr.King』として平野、永瀬、髙橋、『Mr.Prince』として岸、神宮寺、岩橋玄樹(26)がそれぞれ別の3人グループとして活動を始めました。特に『Mr.King』はジュニア内ユニットの中でも群を抜いて人気でした」

 

その後、再び6人は合流し、King&Princeの名前で2018年5月23日にシングル曲「シンデレラガール」でデビュー。まさにシンデレラストーリーを地で行く華々しいデビューの上、彼らには最終的にもう一つの伝説が添えられる。ジャニー氏が生前最後にデビューさせたグループという金看板だ。

 

「当時はKis-My-Ft2、Sexy Zoneらのデビューが相次いでいたこともあって、事務所はジュニアたちに対しはっきりと『デビューはないよ』と告げていた時期でした。そんな逆風を潜り抜けて、唯一デビューしたのがキンプリです。きっかけは、平野が中心となりメンバー6人全員でジャニーさんへ直談判したことです。もし断られたら全員でジャニーズを辞めようと話し合うほどだったといいます。6人でデビューしたいという意思は固かった」

 

ジャニー氏への直談判、そして華々しくデビュー

 悲願のデビュー曲は発売1週目で57.7万枚を売り上げ、キンプリは上々の滑り出しを決める。

 

「キンプリのデビューはジャニーさんが強権的に進めたため、事務所内では反対派も多く、現社長のジュリー氏もよく思っていなかったといいます。しかし、デビューシングルやコンサートの売り上げで着実に実績を積み、バラエティ番組での活躍もあって事務所での待遇も手厚くなった。デビュー後、事務所は『世界のキンプリにする』と相当力をいれていました」

 

 

 飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を付けていったキンプリだがすべてが上手くいったわけではなかった。2018年11月に、メンバーの岩橋がパニック障害の治療に専念するため一定期間休養を報告。その後2019年2月に芸能活動を一部再開することを発表したが、同28日に再び治療に専念するために活動再開を見送り。ついには2021年3月にグループを脱退し、事務所をも退所した。

 

 

「岩橋のジュニア時代の人気は凄かった。雑誌『Myojo』(集英社)では、『恋人にしたいJr.ランキング』では、永瀬や平野を抑えて2014年から2018年にかけて5連覇を達成するほどでした。一度は活動再開を発表したのに叶わなかったのは、ジャニーさんが岩橋と直接面談して下した判断だといいます。

 

 しかし、脱退後もメンバー間の絆は固く2022年10月9日には、鈴鹿サーキットで開催された『F1日本グランプリ』にて、岩橋とキンプリメンバーが再開。翌10日に更新された岩橋のインスタグラムには『「幸せ」「感謝」「大好き」今日はそんな1日でした』、『King & Princeのみんな、ありがとう』と投稿されていた」

 

 

メンバーの結束の強さがキンプリの強みだったが…

 デビュー氷河期、事務所のサポートの薄さ、メンバー脱退……これまで数多くの困難に直面してもメンバーの結束があったからこそキンプリは危機を乗り越えてきた。しかし、2022年11月4日、ファンクラブサイトにアップされた約20分間の動画は驚くべきものだった。

 

 

 

〈デビュー当時からジャニーさんとしてた夢、そしてジャニーさんとしてた約束、そしてファンの皆さんとしていた約束、海外で活躍できるグループになることを目指して頑張ってきましたが、メンバーそれぞれが歳を重ねて、それぞれが経験を積んで、活動方針に違いが出てきました〉(平野コメント)

 

〈僕は King & Princeとして、海外に進出することが僕自身と、ジャニーさんとそして応援してくださってるファンの皆様の大切な夢の1つでありました。その夢を追い続けるために活動をしてきましたが、活動をしていく中で海外進出のことだけではなく、活動方針の考えが変わっていきました〉(神宮寺コメント)

 

“活動方針の違い”を理由に、平野、神宮寺、岸の3人が脱退、退社することが発表された。スターダムを駆け上ったとはいえ、デビューから5年足らず。まだまだこれからというところでのキンプリ解体は世間に衝撃を与えた。メンバーを知る人物は急な脱退発表の裏をこう推測する。 

 

 

「キンプリメンバーは仕事だけでなくプライベートでも本当に仲が良く、彼らの最大の共通点といえば、全員がジャニーさんを尊敬していたことです。常にジャニーさんの評価を気にしていたし、活動の指針にしていたほどのジャニーさんっ子。だからこそ、2019年にジャニーさんが亡くなったことは、グループにとって大きかった。目標を失ったようなもので、メンバーが戸惑いを抱くに至った大きな要因の1つでしょう」

 

 ジャニー氏の意思を継ぎたいメンバーと、自身のやりたいことを突き詰めるメンバーとの間で、ひとつだったキンプリの意思が揺らぎ始める。

 

 

「辞める3人は、ファンクラブ動画でも言っていた通りジャニーさんと約束した海外公演を一番に考えていた。逆に残る2人はドラマやバラエティを中心に考えていました。特に平野は、コンサート前には自らスタジオを借りてメンバーを集めてレッスンをするほどコンサートというものを大事に考えていました。それに対し、時に永瀬は『ついていけない』と愚痴めいたことをこぼすこともありました」

 

 

強い絆があったからこそ、個々のメンバーの目標のズレは容易に解消できなかった。だが、そんな行き違いはおくびにも出さず、「最後の日」を迎えるまでメンバーたちはキンプリとしての活動に励んできた。5月20日に最終回を迎えたKing&Princeの冠番組「King & Princeる。ゴールデン2時間スペシャル」もまた例に漏れない。

 

 

「番組では最後の5人旅として新潟・上越市での1泊2日の旅が放送されました。ラストには5人だけの花火大会をし、『これからも絶対勝つぞ!King & Princeファイターズ GO!GO!GO!』と円陣を組んで終了した。この番組終了後に『Venue101』の生放送。ラストパフォーマンスを見たファンは『涙が止まらない』とSNSでコメントしていました」

 

 

 

 

 

 

平野は韓国系の大手事務所へ?

 そして今日、平野、神宮寺、岸の3人はKing&Princeを去る。 「岸は脱退後もしばらくジャニーズ事務所に残りますが、平野と神宮寺はそれぞれ新しい人生を模索しています。平野は韓国の大手事務所に入ることを望んでいるという噂があり、現在も交渉中真っ最中だとか。なんにせよ今後の動向から目が離せませんね」

 

 

かくしてキンプリは伝説になる。

 

この5年を時間を生きれたことに感謝。

 

 

新宿に出勤する際、

京王線で髙橋海人さんと神宮寺勇太さんをよく電車で見かけました。

 

しかし、その時はキンプリはあまり知らず、

わかるとしたら平野紫耀さんでした

 

そういう意味でも伝説なんだと

個人的には思います

 

ただただ感謝

ありがとうございました。