ありのままで居るのは難しいと再認識した。

 

長男は中2です。来年は高校受験。志望校を検討するために、学校説明会や授業公開に足を運んでいます。

今日も志望校候補の高校に行ってきました。

 

2年生の世界史の授業を見学したのですが、授業の冒頭に生徒が講義をしていました。どうやら前回までの復習は、生徒の数人が先生に代わって講義をしているようです。学んだことを人に伝えるのは、自分が理解していないと説明できないので、良いことだ思いました。聞く方も、自分なら高説明するのになと考えるので、良いと思います。

 

生徒の皆さんは、しっかり先生の話しを聞いていましたが、先生からの質問に、はきはきと答える生徒がいなくて残念でした。

上位校や中高一貫校では、プレゼン力など、自分の考えや気持ちを伝える訓練をみっちりしているためか、授業中もハキハキと答える生徒ばかりです。今日の高校は3番手校であることもあり、積極的に発言するという姿勢は身についていないようでした。

 

帰宅途中に長男とその話しをしました。長男が言うには、自分は授業中、発言することは苦手じゃないし、恥ずかしくもないそうです。ですが、私が長男の授業を見に行ったときは、長男は発言してなかったと思います。

 

授業中に発言するのかは兎も角として、長男は合唱団に入っており、年数回はコンサートで唄うので、人前で何かすることは恥ずかしくなくなったのだと思います。むしろ、最近は表現者として、自分が表現するものを人に見て欲しいという欲求の方が強いようです。

長男がまた言っていたのは、休み時間は賑やかでも授業中は静かになって発言しない人がいるけど不思議なんだよねとのこと。

 

思えば長男は、いつも自然体な気がします。他人からどう思われようと気にしないタイプです。長男はいつもありのままで居られるのかもしれないです。

羨ましいな。