毎年お邪魔している
島田の若竹「大村屋酒造」さま
友人の酒屋沼田に煽てられ
調子に乗って参加して
早7年。
途中さぼった年もあったけど
「杜氏が寂しがっていたぞ!」
「床屋はどうした来ないのか?」って言ってたぞ
と、そそのかされて
酒造りは 早朝から
寒い時に作るからうまくなる
したがって清水出発は2:00
2:00に出るには1:00には起きなきゃならない
寝ていいものか起きていようか?数年前は迷ったけど
今は二時間でも「寝よう」
何とか起きて出発。寝坊したことはない。
今回は
当店のお客様も参加。
これは沼田が私をさぼらせない作戦?
清水を二時半に出て
島田に3時半前につく そして4時まで待つ
毎年同じだが。いいのか???
そして始まる。
詳しくは書けないけど
高価なお酒は手作り手作業。
丁寧に時間をかけ作る
寒い中。熱すぎるくらいの蒸米を背負い
ゴザの上であけて 強烈な扇風機の前でほぐす。
最初は熱く触れないほどのコメも
さめれば冷たい。というか冷え冷え。
その米を細かく一粒一粒ほぐす。
しかも大型扇風機の突風を浴びながら
その反面、ムロは死ぬほど熱い
というかサウナ
たっぷり三時間働いた後は
朝食!
いつも思う。
ここへ来ると日本酒がうまくなる。
美味く感じる。
大の大人たちが真剣になって造る酒。
僕もその一員として加わらせてもらえることに感謝。
そして彼らの想いがズシンと心に響く。
吟醸酒ばかりでない本醸造も真剣に造っている。
酒造り人が通る目立つところに貼られた一枚。
「呑み人の笑顔を思い酒造る」
これに尽きる。