フェイク 第1283号 (発行=12.03.16)



法華講幹部が詐欺罪で起訴
日顕、日如に認証された岡山・妙霑寺の幹事
自宅の電気製品を市の備品と偽り書類偽造




 振り込め詐欺などの犯罪が横行して久しい。邪義に塗れた日蓮正宗の法華講幹部の中に、悪辣な手口で多額の生活保護費を騙し取り、逮捕された者が大阪にいたのは耳目に新しい。此度、露見した法華講幹部の犯罪は公金横領で、岡山市職員の飯野孝司(五十九歳)が二月十六日、岡山西警察署に逮捕され、先ごろ起訴された。


 記者会見した同市の片山伸二総務局長と岸堅士保健福祉局長は「あってはならない行為、市民にお詫びします」と陳謝した。


 飯野は自宅で使うパソコンや液晶テレビの代金を岡山市役所の備品を購入したように装って市から公金を支出させた。同市は会計検査院の指摘を受けて昨年十月、不正経理の調査結果を公表。私的流用が疑われるケースは約百件、三百三十二万円に上り、納品されているのに庁内で使われた形跡がなく、飯野の関与が強まったとして今年一月、告訴していた。


 この飯野は日蓮正宗の妙霑寺(坊主は菅原信了)に所属する法華講の幹部で、平成五年九月に当時のニセ法主・日顕に法華講妙霑寺支部の「幹事」に認証され、同七年に再任された後、同九年には「会計」になり、その後も「幹事」の要職を続け、昨年十月にも日如によって左記の通り「幹事」に登用されていた。これに符節を合わせるかのように犯行が露見し、飯野は昨年十月から病気を理由に休職している。


 警察の調べによると、飯野は平成十四年から五年間、岡山市障害福祉課で備品購入の事務を担当。同十八年一月、市と取引関係のある事務用品販売会社からノートパソコン一台(約二十五万円)を購入した際、同課がファイルなどを購入したと見せかける虚偽の書類を偽造し、市から同社の口座に六回にわって、計二十五万円を振り込ませた。


 更に、同様の手口で同年五月に液晶テレビ三台(計約七十四万円)、同九月にDVDレコーダー二台(計約二十五万円)を購入し、この代金も市から振り込ませたということである。


 警察は飯野の自宅などを家宅捜索し、パソコンなど数点を押収したが、市費で不正購入した約百件の製品の大半が見つかっておらず、転売の可能性もある。この件に関し、日蓮正宗に強要された供養の金に困って犯罪に手を染めたのではないか、という人もいる。


 岡山西署によると、飯野は五万円未満の物品購入が、比較的簡単な決裁で済む市の仕組みを悪用し、代金が五万円未満になるように書類を捏造していたという。


以前、飯野は「学会員に現証がでれば気がつくだろう」と嘯いていたが、天に唾して、日蓮正宗の間違った信仰を己自身が悟る事になったのは皮肉である。




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